iPhone14シリーズ、量産にトラブル続出?
もう2ヶ月もしないうちにiPhone14シリーズが発売されている…そんな時期になってきました。毎年8月に入ったら、後は一気に時間が進むイメージです。
さて、世界的な半導体不足、今年前半に起きた中国のロックダウンと、iPhoneの量産においても安心できない状況が続いてきました。
これまでも、特に「無印の6.7インチ」となるであろう「iPhone14 Max」のディスプレイの量産が遅れる…という情報はかなり以前から噂されていたことです。
今回から新設される「無印Max」。無印シリーズはチップが留め置かれるという説が有力であり、画面拡大版が出るということはiPhone14シリーズ全体においても大きな売りになっているわけですが、肝心要のモデルの初期流通は非常に重要になってくると思われます。
そんな中…。
これまでは話題に上らなかった他のモデルにも量産の遅れの話が…。
iPhone14シリーズ、大丈夫?
条件の複合によっては売上ダウンの危機では?
記事によると、
アナリストのミンチー・クオ氏が、iPhone14 ProとiPhone14 Maxの製造において部品供給問題が発生していると伝えた
ということです。
具体的には、iPhone14 Pro用メモリとiPhone14 Pro Max用のディスプレイパネルで問題が生じているとのこと…。
具体的には、どちらも一部生産メーカーの製造・品質問題ということですが、どうやら他メーカーの代替製造という形で致命傷にはならない…と見ているようですね。
やはり生産の分散というリスクマネジメントは非常に大切ですね。
今回もSamsung様々…という結果になりそうです。
しかし、今後の展開を考えるに、決して楽観視してばかりではいられない…というのが本当のところではないでしょうか?
今回のような製造トラブルはいつ起こるか分かりませんし、そもそも半導体不足に起因する問題が浮上する可能性も十分に残っています。
また、今後中国でのコロナ感染が広がれば、以前のようなロックダウンの可能性は高まります。Apple製品の生産や輸送の基地となる都市が封鎖されれば、前回の上海のような事態に…。
これがiPhone14の製造や出荷の時期と重なったとしたら、目も当てられない状況になることだって予想できますよね。
AppleはiPhone14シリーズの販売台数に関して強気の姿勢を崩していないようですが、そもそも性能的にジャンプアップする箇所はさほどないと思われますし、これに何らかの生産・出荷上のトラブルが発生したら売上に直結してくることも考えられます。
iPhone14シリーズ…、綱渡りの状況が続くのかもしれません。
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