Studio Display、今度はサウンド問題!
Pro Display XDRが頂点となるApple純正のディスプレイですが、さすがに高すぎ…。
というわけでStudio Displayには大きな期待がかかっています。とはいえ20万円超の高級品であることにはかわりありませんが…。
MiniLED未搭載ということで、この価格設定には疑問が残りますが、まあそこはApple税ということで、納得して購入しているユーザーからは好評のようです。
しかし、以前からあるのはWEBカメラの画質。
Appleはファームウェアのアップデートで改善する…とは言っていますが、過去のアップデートでは「ほんのちょっと」の改善に留まってしまったようで、お茶を濁す…といった程度ということになってしまいました。
そんな中…。
今度はサウンドにも問題が…?
音が急に速くなるって…どんな状況?
記事によると、
Appleが、Studio Displayでオーディオ関連の問題が発生していることを認め、将来のiOSのアップデートで問題を解決すると案内し、暫定的な対処法を案内している
ということです。
その「オーディオ関連の問題」というのは、「音が突然出なくなる」「再生速度が速くなる」「音質が悪化する」等の問題とのこと…。
この中で、「音が出なくなる」「音質の悪化」に関しては、その原因も想像がつきますし、トラブルとしては納得できる内容です。
しかし、「再生速度が速くなる」ってどういうことでしょう?
単純な「音」の問題ではなく、完全に動作上の問題ですね。
Studio Displayには「A13Bionic」のチップが搭載されているようですので、再生速度という動作に影響があるとすれば、このチップがMac側に悪さをしているのかもしれませんね。
Studio Displayに関しては、そのスピーカーの音質のよさが評判になっていました。
単なるディスプレイのスピーカーの域を超え、「外付けのスピーカーは不要」という声も聞こえるほどでしたので、今回のトラブルは残念です。
それにしてもAppleの新製品に関してはトラブルが付きものですね。
価格が価格だけに、それが当たり前になってはいけません。
Appleには、製品を世に問うことの責任をこれまで以上に感じていただきたいものです。