iPadOS16/macOS Venturaの登場が1ヶ月遅れるとの予想
Appleデバイスを利用していて嬉しいのが、デバイスではなくOS側の進化によってできることがどんどん増えていくことです。
旧式のデバイスを使用していても、できることは最新機種と変わらない…ということが非常に多く、Androidにはない大きな魅力のひとつとなっています。
そして、2022年におけるOSアップデートで最も注目されいる機能の1つがmacOSとiPadOSの連携による「ステージマネージャ」になるでしょう。
こちらの機能はiPad側が「M1チップ搭載機に限る」という限定の機能であるのは残念ですが、それだけデバイス側のパワーも要求される…ということなのでしょう。
例年であれば9月の登場か?…と考えていましたが、登場が遅れるかもしれないという記事が来ています。
しっかり「完成形」として出して欲しい!
記事によると、
Bloombergが関係者の話として、Appleは「iPadOS 16」を「iOS 16」と同時にリリースせず、約1ヶ月遅らせてリリースする可能性があると報じている
ということです。
となると、「iOS16/WatchOS9」は9月に、「iPadOS16/macOS Ventura」は10月に…ということになるのでしょうか?
私はこれでいいと考えます。
恐らく、今回の「遅れ」の原因は「ステージマネージャ」の調整に時間を要するためなのでしょう。この機能は、これまでのiPadのマルチタスクにおける操作感を激変させるほどの機能ですので、それも致し方ないかと…。
というのも、iPadOS15における目玉機能であった「ユニバーサルコントロール」機能が実装されたのが2022年3月だったから…。「今秋登場」が翌年の3月はさすがに遅すぎましたね。半年遅れの登場では何のために新OSを秋に発表したのか分かりません。
ということで…。
1ヶ月程度待つことで「ステージマネージャ」をしっかり仕上げてくれるのであれば、喜んで待ちたいと思います。
ただ、何ヶ月も遅れるのだけは勘弁してください!
iPadの強みはAppleエコシステムの賜
数年前まで、iPadの売れ行き不振が目立っていました。
Androidのタブレットも続々と登場しておりましたし、iPad側でできることも手詰まり感がありました。
しかし、Appleは「MacとiPadの連携」というお宝を発見しました。
「Sidecar」でiPadをMacのサブモニターとして活用できるようにしたり、「ユニバーサルコントロール」でMacとiPad上の行き来をスムーズにしたり、「ステージマネージャ」で外部ディスプレイ上でiPadのマルチタスク機能を利用できるようにしたり…。
これらの新機能がOSのアップデートでできるようになる…というのがAppleの魔法です。
そりゃ、iPadの勢いも再燃します。
恐らく今後もタブレット界の中ではiPadの強さが光りそう。だって、Androidタブレットとの間で、「できること」の差が大きく開いてしまいましたので…。