ゼンハイザー「MOMENTUM 4 Wireless」が8月23日登場!
ついに本命がやってきます!
ゼンハイザーから「MOMENTUM 4 Wireless」の登場です!
「8月中に発表…」という以前の情報があってから、今か今かと待っておりました。ホワイトが8月23日、ブラックが9月下旬の発売です。
私も早速ホワイトをオーダーしました。
前作「MOMENTUM Wireless 3」は、ワイヤレスノイキャンヘッドホンとしての名機です。発売当初はあまりの音質の良さに、
「これでワイヤレス? しかもノイキャン付き?」
と驚いたものです。
なあなんといってもゼンハイザー特有の「艶のある低・中音」が最大の魅力。加えて「音場」の表現力はピカイチ。横の広がり、奥行きの表現は現在でもトップだと思います。
しかし、SONY「WH-1000XM5」が登場し、音の密度感・情報量では適わなくなってきました。雰囲気はあるのですが音が痩せて聴こえるというか…。
また、周囲の実力が上がることで、最大の弱点だった中音域の引っ込みや、高音域のかすれのようなものがも目立ってくるように感じます。
それでも最新の機種と十分渡り合えるのが凄い…という考え方もできますが。
YouTubeでは、セゴさんやマルオさんが早速レビューしてくれています。
バランス型リンニング機に変身? 音質は最強か?
まずもって、本体の筐体デザインがまるっきり変わってしまいました。
私は完全に前作の方が好みです。
新作はそれこそ「WH-1000XM5」をトレースしている感じ。前作はメタリックの使い方が非常に上手で高級感を備えていました。
新作は…。ちょっと安っぽくないですか?
また、前作で何気に重宝していた「折りたたみ機能」が無くなりました。
折りたたむと同時に電源も切れる…ということで非常に使いやすかったんですけどね。収納もコンパクトになりましたし。
新作はこれも「WH-1000XM5」と全く同様のハウジングを回転される仕組みになりました。
薄く収納できる…というメリットはありますが、前作の方が良かったなあ…。
まあ、音質が良ければ統べてチャラです!
密度感があり、音の広がりも結構出てきたことで非常にバランスの良くなった「WH-1000XM5」は強力なライバル。
しかし、ゼンハイザーのような艶っぽい音、聴いてて快くなる音ではないのです。また、音場もゼンハイザーに比べるとまだまだ狭く、開放感はありません。
それでも高評価になるということは、「WH-1000XM5」の音の素性が素晴らしい…ということなのだと感じます。
本作「MOMENTUM 4 Wireless」には、「WH-1000XM5」を圧倒するような音質を期待します。
「MOMENTUM 4 Wireless」の音質についてマルオさんは、
「密閉型を感じさせない開放感ある音」
と表しました。
セゴさんは、
「いい音。完璧!」
と絶賛です。
セゴさんによると、前作「MOMENTUM Wireless3」の低音過多の部分が改善され、全域にわたってフラットになっているとのこと。
これ、「中音域が引っ込んでしまう」と感じていた私にとってはありがたいことです。最近のゼンハイザーの音作りとして、以前のような低音過多の時代は終わっていると考えます。
イヤホンである「IE900」はむしろ中・高音域に振った煌びやかな音作り。もちろん低域の艶っぽさ、艶めかしさというゼンハイザーのよさを生かしながらですが、明らかに音作りの方向性が変わってきています。
いいんじゃないでしょうか?
SONYはどちらかというと「モニター系」の音のように感じますが、「リスニング」の頂天と考えるゼンハイザーの音として、
「艶や艶めかしさを感じ、低・中・高をバランス良くならし、開放感がある音」
を実現してくれるのであれば、正に最高のリスニングノイキャンヘッドホンになってくれるのでは…と期待ばかりが膨らみます。
あと2週間で到着です!
ワクワクが止まりません!