「M2 Pro／Max」の行方は？
先日は、10月にMac用のイベントが来るのでは？…というガーマン氏の予想を基に、「M2 Pro搭載 Mac mini」について考えてみました。
パフォーマンス的に考えると、「M2 Pro」ほど万能でバランスの良いチップはないようにも感じます。
しかし、どうしても我々は「その上」を覗いてみたくなるもの。
「その上…」ということは当然「M2 Max／M2 Ultra／M2 Extreme」ということになります。
まあ、「M2 Extreme」に至っては当然未登場のチップ。恐らくは「M2 Ultra × ２」だろう…という想像上のチップということになります。
2022年６月に発表されたM2に続き、この10月という非常に短いスパンでの「M2 Pro／Max」搭載機の発表はあるのか？
この部分に最大の注目が集まります。
MacBook Pro14／16インチは登場するのか？
ガーマン氏は10月に新型のMac mini登場を予想しています。
私もこの考えには賛成なのですが、問題は「M2 Pro／Max」搭載になるのか…という点。
M2搭載のMac miniは当然何の問題もなく登場するでしょうが、果たしてこの時期に上位チップの登場が間に合うのか…という点が大きなポイントです。
M1世代を考えると、「M1→M1 Pro／Max」までには丸１年かかっています。
しかし、M1時代にも、
「本当は６月のWWDCで発表直前までいっていた…」
という噂もあり、登場が後半までずれ込んだ本当の理由は分からずじまいでした。
同じようなことがM2でも考えられるでしょう。
M2登場から半年も経過していない中でも、「M2 Pro／Max」の技術的には問題が無いと思われますので、10月のイベントで一気に登場してもおかしくはないでしょう。
そうなると、少なくても「M2 Pro／Max MacBook Pro14／16インチ」「M2 Mac mini」の登場が予想されます。
14／16インチのMacBook Proは正にMacのドル箱的存在ですので、結構な大事になります。
これにM2搭載のiPad Pro、他にもiPad（第10世代）の登場があると見込まれますので、むしろ９月以上に大きなイベントになることも考えられますね。
ただ、「M2 Pro／Max」に関しては、個人的には「2023年３月」の登場でも全くおかしくはないと思うのです。
すると、2022年10月の登場機種は結構絞られ、Appleにとっても負担にならないかと…。
気になるMac Proの動向
しかし、そうなると「M2 Max／M2 Ultra／M2 Extreme」等を搭載してくるMac Proの登場時期も微妙なものになりますね。
2023年３月はそれこそ「M2 Pro／Max MacBook Pro14／16インチ」と重なることも考えられますが、果たしてこれ誰のハイパワーマックを一気に登場させることがAppleとって得策か…ということにもなります。
ただ、そこから更にスケジュールを後ろ倒しにすると、Mac Studio後継機、や27インチiMac後継機等の登場もあり得るわけで…。
やはり、この10月に「M2 Pro／Max MacBook Pro14／16インチ」が登場すると、その後のAppleの開発スケジュールが楽になることは確実だと考えます。
さて、実際はどうなる？
ガーマン氏が、
「Mac Studioの後継機は出ないかも…？」
と語っていることとも合わせて非常に気になりますね。
