iOS16の「バッテリー残量パーセント表示」に対する不満が…
先日、iOS16のbeta版で「バッテリー残量パーセント表示」が復活することについてお知らせしました。
1日単位で充電しなくてはならないデバイスにおいてバッテリー残量の表示がまともではないこと自体がおかしかったわけで…。
個人的には胸をなで下ろしておりました。
しかし、このパーセント表示の見栄えについて様々な意見が出ているようです。
まあ、言われてみれば…という突っ込みようですが、皆さんはどうお考えでしょうか?
グラフィック表現は必要か?
記事によると、
MacRumorsによると、バッテリー残量表示の復活は喜んでいるが、実装方法に不満を感じている人が一定数いると
ということです。
どういうことかというと、今回の残量表示は「数字」がバッテリーアイコン上に表示される形式なのですが、この際アイコン自体のグラフィックには変化がなく、このことに違和感がある…というのです。
確かに、以前のバッテリー表示は(現行のiPadもそうですが)、バッテリー残量が減少していく様子がグラフィック処理されており、その横に数字のバッテリー残量も表示されていました。
iOS16ではこのうちの「数字表記」の面をクローズアップした改定をしたわけですね。
ノッチやi型パンチホールが残っている現状では、「数字+アイコン」のダブル表示はスペース的にまだまだ苦しいのでしょう。
そんな中で生まれた今回のバッテリー残量アイコンですが、直感的なグラフィック表示も欲しいと考えているユーザーが一定数存在するようで、以下のような提案をする人も現れました。
Nothing wrong with what Apple released but I think I might’ve preferred something like Alternative A for the battery indicator pic.twitter.com/a44879RIFk
— Mikael Johansson (@michaelnevernot) August 10, 2022
これ、なかなかの妙案ですね。
「A案」のように透過型の表現にすると、一つのアイコンのスペースに二つの情報を提示することができます。
この程度であればそんなに難しい技術は必要ないでしょうから、実現可能なのでは?
9月の登場時には間に合わないかもしれませんが、マイナーアップデート時にしらっと変更してくれたら、Appleの善意を感じ取ることができるのですが…。
こんな細かいアイコン表示一つに対して真剣に考えてしまうくらい、Appleのソフトウエアの表示方法が洗練されていることの証明なのではないでしょうか?
AndroidやWindowsでこんなことに刺さるユーザーはそれほどいないのでは?