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「Apple Watch Ultra」を考える【②】〜盤面デザイン編 「ウェイファインダー文字盤」の落とし穴とは?〜

「Apple Watch Ultra」を考える【盤面編】

 待ちに待った「Apple Watch Ultra」が到着したことは、先日お伝えしました。 

 フラットなディスプレイになるとともに大画面化、そして筐体自体がかなり大型化することにより、これまでのApple Watchにはない「ワイルドさ」を感じられます。

 「大きすぎるのでは…」という心配も杞憂に終わり、まずもってそのデザインに関しては、大きめのゴツゴツとした腕時計が好きだった方全般に薦められるものになっています。

 これまでのApple Watchのデザインに、「ひ弱さ」のようなものを感じてHUAWEIやGalaxyのスマートウォッチが気になっていた方も、価格に納得できれば満足いくはずです。

 さて本日は、これもこれまでの課題であった「盤面デザイン」のお話。

 

 これまでも述べてきたように、私はApple Watch Ultra専用番目である「ウェイファインダー文字盤」に大いなる期待をしてきました。

 Apple Watchの盤面は、情報量とデザイン性のバランスがとれたものがそれほど多くなく、私はコンプリケーションが8個表示できるともに、デザインも納得できる「インフォグラフ」から離れられない…ということを以前お伝えしました。

 そんな中でAppleがApple Watch Ultra専用の文字盤として用意した「ウェイファインダー文字盤」は、インフォグラフをモチーフにしながらも更にゴージャス感を増し、非常に魅力的に映りました。

 Apple Watch Ultraを手にした私は意気揚々とウェイファインダー文字盤を設定したのですが…。

 そこに思わぬ落とし穴が待っていました。

 

コンプリケーション表示が小さすぎ!

 まずもって先日の記事の「宿題」から…。
 以下のSeries7とApple Watch Ultraの画像を見て気付くことはありませんか?…というものでした。

 一見して分かりますよね。

 そう、コンプリケーションの表示が、Apple Watch Ultraでは小さすぎるのです!

 問題は、盤面中央部の4つの「サブダイヤル」
 こちらは点灯時もスリープ時も大きさは変わりません。

 どうでしょう?
 その大きさ、あまりにも違いすぎます。

 まあ、小さくなっても視認性において問題が無ければそれは「デザインの問題」と捉えられるのですが、ウェイファインダー文字盤のサブダイヤル部はあまりにも小さく、通常のインフォグラフ表示と比べて明らかに「注視」しなくてはならないレベルです。

 実際の視認性は、上の画像以上に大きく劣ります!

 

 そこで、「インフォグラフ」同士で比べてみることに…。
 それがこちら。

 これで同等。
 四隅のコンプリケーションはApple Watch Ultraの方が一回り小さいですけど…泣。

 さて、困りました。
 どうしましょう?

 

インフォグラフで行くしかないか?

 確かにウェイファインダー文字盤のデザイン性は魅力的です。

 しかし、迅速な情報確認が最上級の目的であるスマートウォッチにおいて、
「表示が小さすぎて過度な注視が必要」
というのであれば、それは本末転倒というもの。

 

 ウェイファインダー文字盤は、限られた広さの中に無理矢理情報を詰め込んでしまっているように感じます。

 まずもって、Apple Watch Ultraではディスプレイいっぱいに表示領域を確保できていないという致命的な弱点があります。
 加えて、ウェイファインダー文字盤には、外側の「何時」を表す数字部分をもう少し小さくして内部サブダイヤル部の表示面積を広げるなど、そのデザイン性においても課題が残りそうです。

 どうやら、引き続き「インフォグラフ」で行くしかないような雲行きですね。

 

 次回は、今回でも決定的な弱点として浮かび上がった「盤面表示」について。

 

 

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