2022年秋ドラマ展望 パート2
前回は、2022年秋ドラマの注目パート1をお伝えしました。
今回はパート2として、高視聴率とは行かないかもしれないが…という中からおもしろそうなものを…。
藤原さくら、清原果那は熱い!
①束の間の一花(日テレ・月0:59)
最近やたらと演技に注力している藤原さくらさんのドラマに注目。
所属事務所がアミューズということで、福山雅治さんのように、歌手活動だけではなくマルチに活躍させたい…という思いがあるようですね。
今回の「束の間の一花」は、
哲学講師・萬木(京本大我)と大学生・一花(藤原さくら)。ふたりは距離を縮めながらもお互い余命宣告を受けていた。はかない生をともに歩む…束の間の恋の物語
というとんでもなく切ないストーリーになりそうです。
藤原さんは、ドラマデビューとなる「ラヴソング」では、音楽プロデューサーに思いを寄せるシンガー役を好演しました。
その後演技から遠ざかる時期を経て、数年前からドラマ、舞台での活躍が目立っています。歌手「藤原さくら」の大ファンとしては、もっと歌手活動に力を入れて欲しい…と願ってしまうほど。
TBSの「ファイトソング」では、主人公の女性に思いを寄せる男性を思い続ける…という切ない役柄でゴールデン枠の中でなかなかに重要なポジションをこなしました。
自分の思いを隠しながら…という演技ではややぎこちなさも残りましたが、今回は完全なる王道ラブストーリーです。
恐らくは藤原さんにとって、これ程までのラブストーリーでの役は初となると思われますので、どのような演技を見せてくれるのか本当に楽しみです。
②霊媒探偵・城塚翡翠(日テレ・日10:30)
なんといっても清原果那さんの演技に注目です。
朝ドラ明けの主演であった「ファイトソング」。前述した藤原さくらさんとの競演であり、清原さんが主演でしたが、どうも清原さんの演技のちぐはぐさが気になりました。
脚本なのか、演出なのか、清原さんの演技に問題があるのか…?
恋愛要素が入った時点でどうも違和感が残る演技ぶりでした。恋愛ものが苦手なのかもしれませんね、清原さん。
今回は、霊媒探偵役!
こう聞くと、石原さとみさんの「霊能力者 小田霧響子の嘘」を思い起こすのは私だけでしょうか?
まあ、あちらは明確にコメディーに振っていましたが、今回はシリアスな感じですね。
霊媒の力を事件に活かすべく、瀬戸さん演じる推理作家の香月と協力しながら難事件を解決していく…というシナリオのようです。
それにしても…。
瀬戸さん、小芝さん、及川さんと、なかなかの役者さんが揃いましたね。
「霊媒を捜査に…」という構図は突拍子がない感を受けますが、これらの役者さん達のやり取りが、そんな違和感を吹っ飛ばしてくれる気がしてなりません。
③親愛なる僕へ殺意を込めて(フジ・水10)
「二重人格サスペンス」と銘打たれているように、「もう1人の自分」が殺人を犯しているかも…という流れで進むようですね。
映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を観て以来、山田涼介さんの演技には注目しています。
硬軟織り交ぜて、どんな役でもこなしてしまう印象。
今回は二重人感の自分と向き合って究極の精神状態に追い込まれていくことになるでしょう。
その山田さんの演技に注目です。
さあ、「最後まで観続けたい!」と思えるのはどのドラマになるか…?
いよいよ秋ドラマがスタートします!