iPadOS16の「ステージマネージャ」、完全体は難しいかも
Appleは10月にも新デバイスの発表を行うと言われています。
以前は「イベント開催」という声が大きかったもののと、最近では「プレス発表」という声も上がっています。
いずれにせよ、
「無印iPad」「M2搭載 iPad Pro」「M2 Pro/Max搭載 MacBook Pro14/16インチ」「M2搭載 Mac mini」は固いのでは…
という噂ですね。
個人的には、「M2 Pro/Max」がこのタイミングで来るのか…ということについては半信半疑です。
M2の登場時期を考えると、来年の3月でも十分のような気がします。
登場するはずだった新型Mac Proに、
「M1系は飛ばして、M2系のUltra/Extremeを搭載」
という噂が上がっているだけに、以前Appleが告知した、「2022年に全MacをApple Silicon化」ということに縛られないのであればなおさらです。
そして当然、このタイミングで「iPadOS16(当初から16.1で来ることが予想されている)」「macOS Ventura」のリリースが来るでしょう。
今回の目玉は、「ステージマネージャ」ですね。
iPad状のマルチタスク管理の可能性が広がるとともに、外部ディスプレイ上も使うことができるなど、夢は広がります。
しかし…。
以前から不具合に対する心配の声が上がっていたのですが、この段階になってもバグを潰せていないようです。
不完全体のまま? それともリリース回避?
記事によると、
開発者のスティーブ・トラウトン-スミス氏(@stroughtonsmith)とMacStories編集長のフェデリコ・ヴィティッチ氏(@viticci)が、でiPadを回転させるとドックが消える、ウィンドウのサイズを変更するとコンテンツが正しくスケールしない、特定のアプリでキーボード入力が登録できない、などのiPadのステージマネージャの問題を報告している
ということです。
記事を見ると、操作系、表示系の様々なトラブルが現在も続いているようですね。
ドッグ消失、キーボードフリーズ、ウインドウ表示が横伸びに、スワイプできない…等々。
これ、あと半月ほどでどうにかなるものでしょうか?
かなり厳しいように見受けられるのですが…。
さて、Appleはどうするでしょう?
ある程度のバグを承知でリースに踏み出すか?
不具合の生じる部分の搭載を諦め、機能限定でリリースするか?
それとも「ステージマネージャ」機能だけ、リリースを先延ばしにするか?
iPadとMacの連携機能における目玉機能に関しては、前年の最大の機能であった「ユニバーサルコントロール」も正式搭載は2022年5月ということで、OSリリースからなんと7ヶ月後という残念ぶりでした。
まあ、中途半端なものを出されても困りますので、これはこれでしょうが無いのかもしれませんが、それにしてもWWDCで正式に予告した機能ですので、当然メジャーアップデート時に間に合わせるのが常識というものでしょう。
今回も「先延ばし」になるのかもしれませんね。
せっかくのM2が…
「ステージマネージャ」の登場が遅れる…ということになれば、せっかくM2搭載のiPad Proが登場しても、そのパフォーマンスを十分に活かせるだけの機能が存在しない…という残念なことになってしまう可能性もあります。
M1iPad Proに関してもこの傾向がありましたので、できることであればデバイスとOSの足並みを揃えていただきたい!
と、ここまで書いた時点で以下のようなガーマン氏のレポートが出ましたね。
やはりiPadOS16.1ではステージマネージャを搭載せず…という線が濃厚でしょうか?
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