iPhoneSE4、「ノッチあり、Face IDなし」の奇妙な噂
ここのところ、「2024年に発売」とされる「iPhoneSE4」の噂が続々と登場していますね。
数年前にあった「iPhoneSE Plus」とされる噂が非常に最近話題になっている「iPhoneSE4」に近くなっています。
iPhoneXRのボディをベースにしており(当然6.1インチ)、ノッチあり…ということで、どうもこれまでの歴代「iPhoneSE」とは真逆のコンセプトとなりそう…。
加えて…。
ここに来て、何やら奇妙な噂も立っています。
ノッチありなのにFace IDなし?
だったら何のためのノッチなの?
インカメ、スピーカー搭載用?
記事によると、
DSCCの最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏は、iPhone SE(第4世代)はノッチを備えた6.1インチ液晶ディスプレイを搭載し、2024年に発売されると予想しており、iPhone XRの筐体をベースにし、生体認証はTouch ID内蔵サイドボタンを搭載すると噂されている
ということです。
ここで引っかかってしょうがないのが、
「ノッチは残るのにTouch ID内蔵サイドボタン内蔵搭載」
という部分です。
これまでの我々の認識としては、
「ノッチは邪魔だが、しょうがない…」
という捉えだったように感じます。
「しょうがない」というのは、当然「Face IDのためには…」ということ。
Appleが「最も安全性が高い」としてぶれずに進んで来たFace IDのためには、Face ID用のカメラやセンサーを埋め込む必要があり、そのためのスペースとしてiPhoneXで初めて登場したのがノッチでした。
現行iPhone14 Proにもパンチホールという形で残存しており、2年後の2024年には、
「Face ID用のカメラ、センサーがディスプレイ下に埋め込まれ、インカメ用のカメラが一つ穴のピンホールとして残るのでは…」
と噂されています。
これに対して、今回のiPhoneSE4の情報では「Face IDは搭載しないのにノッチは残る」というとで、大いなる矛盾が生じています。
何のためのノッチなのか?
Face IDを搭載しないのであれば、スピーカーとインカメのスペース?
でも、たったそれだけのためにノッチを残す…というのも何か馬鹿げているような気がしますし、必然性のないディスプレイの切りかけをユーザーに強要することになるのではないでしょうか?
iPhoneXRのデザインをそのまま使用することで、製造コストを減らすため?
それとも、上位機種とのデザイン的な差別化を図るため?
いずれにしても、必然性のないノッチであれば、ユーザーに支持されることはないと思うのですが…。
やはり6.1インチがいいんでしょうか?
本ブログでは以前から、
「"mini"の5.4インチディスプレイでSEを製造すれば、非常魅力的な機種になるのでは?」
と提案しています。
こちらでも、以前の製造ラインを活かすことで「コスト削減」に繫がる…という意味では、「iPhoneXR」と差が無いのでは?
これに関しては、以前「5.7インチ説」が出たときにも書かせていただきました。
でも…。
やはりFace ID関連がコスト的には無理なの?
これ、「iPad mini6」のようにベゼルをやや厚くしてインカメを内蔵する…だとか、インカメのみをピンホールにした新ディスプレイを用意するなどの、ちょっとした工夫はできないものでしょうか?
あくまでもコスト重視なんでしょうかね?
SEシリーズのための新生産ラインをつくる…という発想へと転じてくれれば、SE人気も確固たるものになると思うのですが…。