えっ? 「EOS R6 MarkⅡ」がもう出るの?
CanonのRFシステムの充実度が増しています。
3年ほど前までは中途半端なモデルとなった「EOS R」、廉価版「EOS RP」という貧弱なラインナップでしたが、「R5」「R6」の登場で潮目が変わり、更に上位機種の「R3」が登場すると、今度は「R7」「R10」というAPS-Cサイズのカメラも登場し、ほぼフルラインナップが整った…といってもいいほどの充実ぶりです。
残すは、フラッグシップの「R1」といったところでしょうか?
レンズに関しても、当初は超高級なLレンズ中心のラインナップでしたが、廉価版の登場が相次ぐとともに、「RF-S」レンズも登場!
一時は、
「CanonはAPS-Cに見切りを付けたのでは…?」
という噂もありましたが、しっかりとエントリークラスもフォローする姿勢を明確にしています。
「KISSシリーズ」の受け皿作りは非常に重要ですね。
そんな中…。
何と、「EOS R6」の後継機の話題が来ています。
それも、非常に近い将来登場する…というのですが、本当でしょうか?
「R1」より前に? だったら「R5」は?
記事によると、
Canon Rumorsに、キヤノンのEOS R6 Mark II のスペックに関する信憑性CR3の噂が掲載された
ということです。
単なる「噂」であればいいのですが、これが信憑性の高い「CR3」に分類されているのが心をざわつかせます。
記事にも、
EOS R6 Mark II が間違いなく近日中に登場するという裏付けを得ることができた。非常に優れた情報筋から、EOS R6 Mark II の基本的なスペックの情報が送られてきた。
と書かれていますが…。
まずもって、
「ホントに?」
と感じてしまいます。
フルサイズ機として、これまでの「次」と考えられてきたのが、フラッグシップの「EOS R1」です。
ラインナップ的にここだけに穴が空いているわけで、
「とりあえず全てのラインナップを埋めてから、第二世代へ…」
と考えるのが、まあ通常の考え方でしょう。
記事内にある「R6 MarkⅡ」のスペックは以下のようになっています。
これ、画素数が「2400万画素」に増えるほかは、大きな変更は無いように見えます。
ただ、記事にもありますが、搭載されるセンサーやAFシステムが「R3に搭載されているものへと変更される」ということであれば、表面上のスペック以上にインパクトがあるでしょう。
しかし、「R5」には噂がないこともあり、非常に疑問が残る事例と言えるでしょう。
まだ2年半 早すぎるのでは?
記事では、
「CR3の情報であり、近日中に登場か?」
とあおっているのですが、普通に考えたら早すぎると思います。
R5/6の登場からまだ2年半も経過していません!
このタイミングで次世代モデルが登場するはあまりに乱暴なのではないでしょうか?
そもそも、R6の性能は価格から見ると十分であり、不足があるということが話題に上ったことはありません。
もちろん「R3」の性能が優れているわけですが、機種のランクや価格差等を考慮しても十分納得できるものだと考えます。
APS-Cモデルに「R3由来」のAFが搭載された…という気になる話もありますが、セールス的にも好調なR6をモデルチェンジする意味合いが見付けられない…と考えるのは私だけでしょうか?
また、R5はどうなるんでしょう?
「4500万画素」という「高画素機」としての地位を明確なものにしているR5も、セールス的に好調なモデル。
こちらもAFをいじっただけの「MarkⅡ」が登場するの?
R5ユーザーである私からすれば、もうちょっと落ち着いたモデル選びをしたい…と考えてしまいます。
特にこの世代はコロナの影響を受けて供給が追いつかなかったモデルです。
待たされた上に、短期間でモデルチェンジ…では、納得できないユーザーも出てきそうですね。
★来ましたね…★