カスタム/CUSTOM/でいこう😎

50おやじが,お気に入りについて気ままにつぶやくページです。

Apple、7〜9月期の業績発表〜同期比最高売上を達成も、次期は大幅下落の可能性〜

Apple、7〜9月期の業績発表

 Appleが「7〜9月期」の業績を発表しました。

 iPhone14、Apple Watch Series8の目新しさの無さもあり注目しておりましたが、意外なことに「売上高」は同期最高を記録した…ということで…。

 しかし、この裏には意外なカラクリがあるのかもしれない…と考えています。

 

 

同期比最高売上を達成も、裏がありそう…

 記事によると、

Appleは現地時間10月29日、2022年度第4四半期(2022年7月〜9月期)の決算を発表した。売上高は901億ドル、純利益は207億ドル。昨年同時期比で売上高は10%増、純利益は1%増。世界情勢に屈せず売上高、純利益ともに右肩上がりの成長を記録した

ということです。

 具体的には、以下のような数値が発表されたようですね。

 「無印iPhone14の不人気」が話題になっているiPhoneですが、売上としては「10%増」ということで、ちょっと意外な感じがしました。

 まあ、iPhone14だけの売上というわけではなく、それ以前のiPhone13シリーズが売れ続けていた…という事情もありますので、数値だけで「iPhone安泰」と捉えるには早計かと…。

 

 また、「Macの躍進」が目立ちます。

 売上「25%増」はなかなかですね。
 1年前の「M1 Pro/Max」搭載機発表以来、MacBook Proの人気は根強いでしょうし、M2搭載のMacBook Airの追随もあり、PC不況の中にあってMacの強さが光っていると言えるでしょう。

 

 逆に「iPad」は撃沈。
 先日の新型iPad発表前…という状況もあったのでしょうが、それにしてもここ最近は好調が続いていたこともあり、少々意外な感じもします。
 7〜9月でこれだけ苦しいのであれば、次期は悲惨なことになりそう…。

 

 地域別で見ると、日本だけが沈んでいますが、これはなかなかに微妙な数値。
 為替の変動幅が大きく、「ドルベース」の売上高が減少しても、円ベースでは逆に増えている可能性がある数値ですね。「5%」ですので…。

 

 ただし…。
 「売上高10%増」に対して、「純利益1%増」と、最も追求したい「利益」という点ではかなり苦戦しているようです。

 「売上高」が「価格増」によるものだったり、利益率が低いであろう整備済品や型落ち品が売れたりと、もしかすると、従来のデバイスの売れ方とは異なる状態になっているのかもしれません。

 

「10〜12月期」は売上減?

 ところで、来期「10〜12月期」に関しては、Apple自身が「売上が伸びない」と考えているという記事も来ています。

 Appleの説明としては、

「昨年10月に発売したMacBook Proシリーズが好調だったが、今年はまだ発表していない…」

ということですが、それは詭弁であり、本当の意味は違うところにあるのだと私は思います。

 

 売上減の本当の理由は、

「デバイスの魅力が薄れたための販売台数減」

なのではないでしょうか?

 

 iPhone14シリーズがいい例。
 無印が大して性能が向上していないことでそっぽ向かれている状態です。

 いくら「Pro」が頑張っているとはいえ、売上減は避けられないでしょう。

 

 また、先日発表されたiPadにしても、チップの入れ替えだけ…、価格が上がりすぎ…といいう不満がかなり大きくなっているようです。
 新型購入を避ける傾向は非常に強くなるのではないでしょうか?

 

 更に、日本では…。
 為替の関係でここまでAppleデバイスの価格が上がってしまっては、当然新型デバイスを購入する数は大きく減るでしょうね。

 ドルベースで考えるならなおさらで、数十%規模の下げ…があっても不思議ではないのでは?

 

 さて、世界的規模で考えるとどうなるのでしょう。
 私は相当厳しい裁定が下ると考えています。

 Appleが慌てるくらいの…。

スポンサーリンク