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将来の14,16インチiPadには「M3 Pro」「M3 Ultra」搭載の噂〜iPadの概念が変わる? 排熱を考えると無理があるのでは?〜

将来の14,16インチiPad、どうなる?

 新型iPadが発表されましたが、その性能と価格を考えると「微妙…」とするレビューが多いようです。

 これに、ウリである「ステージマネージャ」の微妙さも相まって、iPhone14だけではなくiPadの売上げも心配になってきました。

 

 新価格、新ラインナップになったiPadを見ていると、

「12.9インチ、あるいはそれ以上の画面サイズの"Air"や"無印"が欲しいな…」

と考えてしまいました。

 

 一旦12.9インチを味わってしまうと、やはり大画面iPadはそれだけで魅力的なのです。しかし、現状は「Pro」のみのラインナップで、当然価格も上昇することになります。

 ディスプレイの品質を考えると、「大画面Air」が理想か?
 以前のiPad Pro12.9インチ程度の価格で押さえてくれれば、「Proの性能は必要ない」という考え方もできます。

 

 そんな中…。
 以前から話題になっていた「14インチiPad」に関連して新情報が入ってきました。
 なかなか問題が難しくなっているようです。

 

「M3 Pro」「M3 Ultra」搭載の噂

 記事によると、

14.1インチiPadと16インチiPadには、M3 ProとM3 Ultraが搭載されるとの予想を、リーカーのMajin Bu氏(@MajinBuOfficial)がTwitterに投稿した

ということです。

 

 これに先立って、以下のように「16インチiPad」の情報も上がっていたのですが、Majin Bu氏は搭載チップに関して驚きの情報を提供したことになります。

Apple、より大型の16インチ版iPadを2023年第4四半期に投入?? | 気になる、記になる…

 

 「M1」「M2」でも驚きだったのに、将来的には「Pro」「Ultra」の搭載も見込んでいる…という今回の情報には、かなり首をひねりたくなりますね。

 

 一つ目の理由として、「冷却性」です。

 「M1 Pro/Max」を搭載したMacBook Proでも、高負荷時にはファンが結構回る…という情報がありますし、冷却ファンは必須と考えるのが常識的です。
 「M2」でさえ、ファン無しの「Air」においては連続高負荷時のパフォーマンス低下が認められることは周知の事実です。

 これが、筐体が薄く、ファン内臓は考えられないiPadに搭載されること自体、現状では考えられないのではないでしょうか?

 

 Ultraということは、「M3Max2つ分」のチップということ。
 私が使用しているMac Studioには、大型冷却ファンが内蔵されているために奇跡的に静かに動作していますが、これが小型ファンであれば相当にうるさくなり、しかも十分な冷却ができない…という結果になることも予想されます。

 いやいや、到底iPadには無理でしょう

 

 疑問視する二つ目の理由は、「iPadの存在意義」の面から。

 「M1」「M2」というMac用のスタンダードチップ(それでもタブレットとしては過剰な性能ですが)だけでも十分以上なのに、最高峰Macと同等のチップを搭載するiPadって、一体どのような使用用途が想定されているのでしょう?

 それこそ上位版Macが行うようなタフな動画編集等でしょうか?

 しかし、それをマルチタスクでの使い勝手に限界があり、大きくなるとはいえ画面サイズで外付けディスプレイに遠く及ばないiPadで行うことは相当に現実離れしているのでは?

 

 そもそもiPadに求められているのは、そこそこの性能とそこそこ大きい画面、そして機動性なのではないでしょうか?

 最高峰チップを搭載するとなると、Appleの思想が壊れてしまいそうで、私はやめた方がいいと強く思います。

 

AppleはiPadをどうしたいのか?

 先日は、iPadで簡易版macOSを動作させる…という記事をご紹介しました。

 しかし、本当に行うとなると…。
 今回のステージマネージャの出来や操作感の実態を考えると、現在のままのiPadでは非常に中途半端なパフォーマンスにしかなり得ないと確信しています。

 

 もしかしてAppleは、従来のような位置づけのiPadと、高性能Mac並みの性能をもつmacOS 用iPadの分化を狙っている?

 でもなあ…。
 特に「Ultra」を搭載するような超高性能機となると、やはり大型の外部ディスプレイと接続した「デスクトップ的活用」が中心となるでしょうし、そうなると当然「Mac」しか想像できないのですが…。

 

 今後のiPadのラインナップ、特に大きな画面のモデルに関しては、その存在意義も含めて注意を払っていかなければならないと考えます。

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