iPhone14シリーズの売上に更なる暗雲…
無印の不人気をProの売上がカバーできるまでには至っていない…とされているiPhone14シリーズの売上。
禁断の「値下げ」の噂も飛び交ってます。
今後、Appleがどのような方策でiPhone14シリーズの売上確保をしていくのかに注目が集まっているところです。
しかし、今後の売上回復のための命綱は、「iPhone14 Pro／Pro Max」の売上キープであることは明らかでしょう。
この部分が沈んでしまっては、今後の「無印」に向けた方策も水の泡になってしまうはず…。
そんな中…。
肝心のProシリーズの生産が危ういことになっている…という記事が来ています。
原因はまたもや「コロナ」？
コロナの影響でFoxconnの鄭州工場の生産能力減退か？
記事によると、
Appleは、中国・鄭州の組立工場が新型コロナウイルス感染症の影響を受けていることにより、iPhone14 ProおよびiPhone14 Pro Maxの生産台数が大幅に減少していることを、現地時間2022年11月6日付けのプレスリリースで明らかにした
ということです。
Appleが今回のように具体的な工場名まで挙げて弁明すること自体が珍しいことのように思えます。
今年3〜4月の上海ロックダウンに際には、向上から出荷された製品を上海から輸送することができず、しばらくの間上海に留め置かれる…という事例が多発しました。
この際のAppleの対処としては積極的なものではなく、通常のオンライン上のステータス表示で行っていたようです。
そのため、「お届け予定日」がどんどん後ろ倒しになっているのにAppleから明確な説明がない…ということで結構な騒動になりました。
まあ、この場合には直接的にはAppleの責任ではないのでしょうが、それにしても、迅速にメッセージを発した今回との対応の違いが際立ちますね。
これ、Appleの焦りが原因なのではないでしょうか？
ただでさえ売上げ不振のiPhone14シリーズ。
その中でも命綱ともいえる「Proシリーズ」の減産は、Appleに取っても相当な打撃でしょうし、それ以上に、
「この時期に一時的に在庫が不足することで、Proまでそっぽを向かれることになったら…」
という意識が働いたのでは？
何とかiPhone14シリーズに関心をもっているユーザーをつなぎ止めようとする、Appleの必至さを感じずにはいられません。
クリスマスギフトセールも始まったことは先日お伝えしましたが、ここで売れないと、iPhone14シリーズが本当の意味で「死に体」になってしまう…とさえ考えているのではないでしょうか？
2022年中の到着も怪しく？
以下の記事からは、現在のProシリーズの危うさが伝わってきます。
Online Store上での「iPhone14 Pro／Pro Max」両モデルのお届け予定日は、
「一時2週〜3週まで短くなったが、およそ2週間前に3週〜4週に延び、ついに4週〜5週になった」
とのこと。
事態はかなり深刻なようです。
売りたいとき、売れなければならないときに売れない…ということが、売上に甚大な影響を与えることは必至。
現状、
「Proがないから無印にしよう…」
という流れが全くもって期待できないのが非常に痛いですね。
iPhone14シリーズ、早々に「詰んで」しまうかの？
それとも奇蹟のV字回復はあり得るのか？
私はこれまでにAppleが経験しないほどに厳しくなるのでは…と考えています。
