やっぱり来た! 「EOS R5 MarkⅡ」の噂
先日、「EOS R6 MarkⅡ」が登場しました。
R6が発売されてから2年あまりでの改定であり、その性能アップの具合と機種寿命という観点からも話題となりました。
もちろん性能アップによる魅力はあるのですが、お安い機種ではないだけに、私はカメラ会社にも製品スパンに関する一貫性が必要だと考えます。
ユーザーはその点も踏まえて機種購入をしますので…。
さすがに2年での改定は早すぎるかと…。
そして、R6が早々にモデルチェンジしたことを踏まえると、当然「R5」が気になっていたのですが…。
この度、いよいよ「EOS R5 MarkⅡ」の噂が来ています。
新AF搭載で、高画素を極める?
記事によると、
Canon Rumorsに、キヤノンEOS R5 Mark II の発売時期とスペックに関する噂が掲載されている
ということです。
「2023年Q2」の発売…という具体的に登場時期も記載されており、「CR2」相当の信頼度ということで、これは「アリ」かもしれませんね。
具体的なスペックはこちら…。
- 新しい6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- 動体追従で電子シャッターで30コマ/秒、メカシャッターで12コマ/秒の連写
- これまでと同じ8段分の効果のIBIS
- ソニーや富士フイルムのピクセルシフトと同じハイレゾモード
- 2倍、4倍、8倍のデジタルテレコン
- EOS R3 / R6 Mark II と同じデュアルピクセルCMOS AF II
- 8K60p内部収録(8K RAW動画は確認中)
- 4K30p/60p/120p内部収録(いずれもオーバーサンプリング)
- フルHD240p
- 動画用のフォーカスブリージング補正機能
- R6 Mark II と同じオーバーヒート防止設計で少なくとも8Kで40分以上
- 4K動画で60分
- デュアルCFexpress Type Bカードスロット
- 標準サイズのHDMI端子
- デュアルUSB-C端子
- 944万ドットEVF
- 動画撮影に最適化された新設計のバリアングルモニタ
- 発売時期は2023年の第2四半期
まずもって、画素数が「6100万画素」ということで、現行の「4500万画素」から更に高画素機の道を進むことになりそうです。
後は、R6 MarkⅡ同様の「デュアルピクセルCMOS AF II」。
更に動画撮影時間の向上。
EVF解像度向上。
そして、R6 MarkⅡを見るに、バッテリー駆動時間の大幅向上も見込めるのではないでしょうか?
う〜ん、こう考えると、R6のモデルチェンジより大きめの改定になりそうですね。
R6ユーザー以上に、買い換えるかどうかを悩むR5ユーザーが多そうです。
正直、これ以上の高画素化は…
現行R5を利用している私としても、考えさせられるスペック情報です。
ただ、「すぐに飛びつきたい!」と言う意識ではなく、むしろ慎重になってしまう項目も多いです。
まずもって画素数。
「6100万画素」は、正直要りません。
2400万画素のR6 MarkⅡでは、トリミングを考えた時に少し心配になりますが、A3ノビが上限である私の用途を考えると、現行R5の「4500万画素」あれば何の不満もありません
むしろ、これ以上画素が増えることでの、レタッチの際の負担が気がかりです。
本ブログでこれまでも書いてきたとおり、私はMac Studioで悪名高き純正アプリ「DPP」を利用しています。
激重のDPPですが、色味に関してはLightroomやCapture Oneでは真似できない絶対的な純正の強みがあります。
Mac Studioのパワーで、幾分緩和されたレタッチ状況ですが、それにしてもDPPの効率の悪さには閉口するばかり。
個人的には、もし今後R5 MarkⅡやR1で超高画素機を投入するのであれば、Canonはまともに動くDPPをリリースし、Apple Siliconにネイティブ対応するバージョンも登場させるべきと考えます(現状、Rosetta2での仮想環境での動作)。
その他の点に関して、素人が楽しむ程度であれば現行R5でも十分かな…という気もしますし、今後色々と悩む日々になりそうです。