Apple Watch Ultraのサファイヤガラスは劣化版?
Apple Watch Ultraを、大満足で使用しております。
やはり、これまでのApple Watchに不足していた力強さのような感覚が備わったのが大きく、この間隔を味わったら通常モデルへの逆戻りは難しいかと…。
さて、以前に書いた記事で、Apple Watch Ultraのサファイヤガラスとチタンボディーの堅牢性の魅力をご紹介しました。
以前は、専ら「Ion-Xガラス」を使用したアルミニウムボディモデルを購入してきました。
それでも大きな傷は無かったのですが、1年間使用してほんのちょっとディスプレイに傷が付いていた…ということはありました。
無傷の年もありましたので、「Ion-Xガラス」も相当な耐傷製を有していることが分かります。
ただ、サファイヤガラスの強さは、前掲の記事内で紹介した実験動画を観ても明らか。
私も非常に安心しながら使用しており、現在までボディー、ディスプレイともに無傷のままです。
しかし…。
この度、Apple Watch Ultraに採用されているサファイヤガラスは、サファイヤガラスの中でも「劣化版」なのでは…という動画が公開されたようです。
ホントかな?
最強はGarmin?
記事によると、
デバイスの耐久性テストで知られるJerryRigEverything氏は、サファイアクリスタルをディスプレイに採用するSamsung Watch 5とGarmin Fenix 7 Solarの耐久性を、Apple Watch Ultraと比べる実験を実施した
ということです。
まずもって、JerryRigEverything氏が採用する耐性テストでは、高品質サファイヤガラスであれば、「レベル8」まで耐えうる…ということ。
「Samsung Watch 5」のサファイヤガラスは、同士の実験でこの「レベル8」ほ見事にクリア。
比較的安価な価格設定であることを考えると、非常に健闘しているようです。
最強だったのは「Garmin Fenix 7 Solar」だそうで、Samsung以上の好結果が出たようですね。
しかし…。
Apple Watch Ultraに関しては、iPhoneのカメラレンズ部に採用されていたサファイヤガラスと同程度の「レベル6」相当で傷が付いたとのこと…。
これ、サファイヤガラスにも等級のようなものがあるようで、同氏は、
「劣化版のサファイアクリスタルが使用されているのではないか」
と考えています。
本当だとすると、結構衝撃的かも…。
Appleの姿勢が問われる…
何が衝撃的かと言えば、
価格以上に品質にこだわっているはずのAppleが、フラッグシップモデルのディスプレイに二流品を投入した…
という点です。
Samsungが、比較的安価な製品に高品質のサファイヤガラスを採用できたことを考えれば、Apple Watch Ultraにそれを採用しても、価格がそんなにバカ高くはならないのでは?
そもそもが、一定の価格を超えたスマートウォッチなんて、誰でも購入する代物でもないはずで、なんでそんな製品の部品をケチったのか…という点が納得できません。
まあ、それでも「Ion-Xガラス」以上の耐久性はあるようですので、とりあえず私の使い方においては大きな問題にはなりませんが、Appleのブランドイメージを考えると気がかりであることは事実です。
来年の新作では、この部分も改善していただきたい!