iPhoneがカラオケ練習機に?
もうすっかり、
「音楽を聴くのはサブスクで」
という文化が定着してしまいましたね。
制作者、演者側への還元…という点では大きな課題を残しているようですが、ユーザーからすると申し訳ないですが、非常に便利な代物です。
まあ、物理円盤を購入して大型のステレオで聴く…という儀式めいたことの意義も感じますが、「いつでも」「どこでも」「ポータブルでも」等の利点には勝てません。
最近ではスピーカー等の再生側の多様性も大きく広がっており、「音楽の在り方」そのものの大変革期にいると考えます。
更に、サブスクであってもロスレス/ハイレゾ音源が聴けるようになったことが決定機となりました。
利便性に加え、肝心の音質も従来超え…と来れば、使わない手はありません。
そして…。
この度Apple Musicにあらなた機能が加わることになりました。
何と、「サブスク+スマホ」がカラオケ練習機になる?
「Apple Music Sing」が12月末に登場!
記事によると、
Appleは現地時間12月6日、Apple Musicの新機能「Apple Music Sing」を12月末から提供すると発表した。歌詞表示のタイミングが正確になるほか、ボーカルの音量を調節してカラオケを楽しんだり、バックボーカルやデュエットもわかりやすく表示される
ということです。
もちろんこれまでも「歌詞表示」の機能はありましたが、確かに客とのズレが機になるケースがありましたね。
そして、今回の注目機能は、
「ボーカルの音量調節」
という部分ですね。
恐らくは、楽器演奏の音には影響を与えずに、ボーカルだけ音量を下げるようなAI技術が使用されているのでしょう。
これまでであれば当然、ボーカル無しのカラオケ専用データが必要だったのですが、この「Apple Music Sing」が搭載されれば、好きなときにカラオケ練習が楽しめる…ということになりますね。
当然これまでも、Apple Musicの音を聴きながら自分も歌う…ということはありました。
私なんかはそれで満足しておりましたが、「カラオケ」という部分にこだわりたい人もいるでしょうし、この機能を心待ちにしていた方も多いのかもしれません。
サブスクでおうちカラオケ大会…なんてことが当たり前になって行くのかもしれませんね。