Appleの神髄を感じる「フリーボード」ついに登場!
今秋のApple関連OSの目玉は、「ステージマネージャ」だとこれまで思っておりました。
先日のアップデートでようやく外部ディスプレイとの接続に対応し、本格的に評価されるのはこれからかとは思いますが、個人的にはiPadでのマルチタスクに限界を感じています。
その件については先日記事を上げました。
Macを持っていない…という環境であれば積極的に使用する選択肢もありますが、Macがあるとなると敢えて使わなくても…と感じてしまうところに残念感があります。
従来の「SplitView」「SlideOver」って、iPadにおいては実は「丁度良い塩梅の」機能だったのだな…と、改めてその存在意義を考えさせられました。
そんな中…。
新搭載された機能の中に、「これは!」と思わせるものがあり、少しばかり気持ちが高ぶっています。
それは…。
「フリーボード」です!
ユーザーに託された「自由感」がたまらない!
記事によると、
AppleがiOS 16.2、iPadOS 16.2、そしてmacOS Ventura 13.1をリリースし、iPhone、iPad、Macで利用できるホワイトボードアプリ「フリーボード」の提供を開始された
ということです。
この「フリーボード」で最もときめくのは、
「エンドレスで書き進められる」
という点。
例えば修正「メモ」アプリでも文字や手書きデータ、画像等の様々な要素を組み込んでまとめたり、共有したりすることができますが、あくまでも後から追加したデータは下方向に流れていくことになります。
しかし「フリーボード」は「無限ホワイトボード」のように追加できる範囲が広がっているため、上下左右どの方向にもデータを追加していくことができます。
また、ひとまとまりに書き留めたテーマの横に、別のテーマの情報を書き込むことができるため、関連するデータをとりあえず書いておいて、必要であれば複数のデータを俯瞰するような見取り方もできる…という可能性を秘めているのです。
これ、学生がグループで互いの学びの成果を関連付ける場面では最高のツールとなりそうです。
また、ビジネスの場面でも、複数のアイデアを書き出し、それらを融合させていくような場面においては重宝するのではないでしょうか?
もちろん、個人のレベルでも、テーマごとのページを作成してどんどん書き込んだ上で、後になって情報を整理する…という場合には、何よりも「気軽に書き込んでいける」という意味合いで有り難いツールとなるでしょう。
この、「自由度」が最高に価値がありますし、Appleデバイス間での共有を考えると、
「これぞAppleの神髄!」
と感じてしまう神機能のようにも感じます。
進化を重ねて欲しい!
そして、この「フリーボード」が生きるのは完全に「iPad」ですね。
やはりApple Pencilで思い通りに書き込める…という安心感は、iPhoneやMacでは味わうことができません。
ある意味では、神アプリと言われている「Good Note」以上の可能性を秘めていると考えます。
ただ、現在のバージョンでは、「付箋にApple Pencilでの書き込みができない」等の残念な部分もありますし、もっと多くの付加機能も欲しいところ…。
Appleには、この「フリーボード」を大切にし、毎年のバージョンアップをしっかりと行っていただきたい!
Appleの純正アプリで久々に心震えるアプリと出会いました!