15インチの「MacBook Air」、早ければ2023年3月に来る?
2023年3月、いよいよ「M2 Pro/Max」搭載のMacBook Proが登場しそうですね。
6月のWWDCにはより上位のMacが登場しそうですし、2023年もMacが我々を楽しませてくれそうです。
さて、以前に「15インチのMacBook Air」が話題になっていました。
この際は「2023年3月登場か?」という読み筋でしたが、ここに来て再度15インチAirの情報が来ています。
「15.2インチ」「M2」の棲み分けは結構難しい
記事によると、
ディスプレイ業界の動向に詳しい調査会社Display Supply Chain Consultants(DSCC)の最高経営責任者(CEO)であるロス・ヤング氏が、15インチMacBook Airの発売時期とディスプレイサイズに関する詳細な予想を伝えた
ということです。
ヤング氏が主張するのは、
「15インチMacBook Airは2023年春に発売される」
ということ。
「春」というのは、「3月」と捉えたくなりますがどうでしょう?
最近では1〜2月のハード投入は殆どありませんので…。
ミンチー・クオ氏は、
「M2/M2 Pro搭載で、1〜3月に量産開始、4〜6月に発売」
というスケジュールを考えていたとのこと…。
今回の15インチモデルは、実は非常に棲み分けや登場時期の難しいモデルになると考えています。
というのは、従来の13インチモデルよりも大きいディスプレイサイズを求めるのであれば「14/16インチのMacBook Pro」という選択もできますし、サイズ的に被る15インチAirを、2023年3月のMacBook Proの登場と同時期に市場投入することで、モデル選択が混乱する可能性があると感がるからです。
また、価格のことを考えても、ディスプレイサイズが大型化することで、15インチAirの価格が13インチモデルよりもアップすることは明確でしょう。
しかし、そうなるとそれこそ「MacBook Pro14インチモデル」あたりとの価格競合が発生してしまうのではないでしょうか?
となると、少なくてもMacBook Proとの同時発表はないのでは…と考えてしまいます。
WWDC前後なら…
私は、可能性が高いのは6月のWWDC前後…と考えます。
WWDCでは2019年同様、「新型Mac Pro」の発表が予想されています。
「発表」ということで、このままではハードの発売はなくなってしまうのですが、WWDCの中でなくてもいいので同時期に15インチAirを投入することで、新型デバイスに対するユーザーの要求に応えられるのではないでしょうか?
また、「M2搭載MacBook Air」の発売から1年を経ているこの時期に投入することで、「Airの販売的なテコ入れ」ともなるでしょう。
ただ…。
この手の中途半端なモデルはこれまでも淘汰されてきた歴史がある中で、「成功」するのかどうかは極めて怪しいと考えています。