2023年のカメラ業界どうなる?
2020年、Canonが「EOS R5/R6」を導入し、ハイアマチュア機帯機種の戦力が大幅に向上したことで、それまでミラーレス一眼でダントツの強さを誇ってきたSONYの足下を揺るがす事態になりました。
昨年も、最終盤まではSONYの量産体制が整わない…という事情もありましたが、Canon優勢で進みましたね。
ただ、11〜12月には一気にSONYの逆襲が始まったように感じました。
多少なりとも生産体制が整ってくる2023年は、両社にとっての「勝負の年」になるかもしれません。
Canon使いの私からすると、2022年最大の驚きは「EOS R6MarkⅡ の発売」です。
たった2年あまりでの改定には驚きました。
正直、これ程の価格帯の機種を気軽にモデルチェンジされても困るわけで…。
技術的に本当に改定が必要だったのか?…ということは議論が別れる部分だと思います。もちろん進化ポイントは少なくないのですが、モデル寿命2年となると首をひねりたくなるもの…。
モデルチェンジするとそれなりに販売台数は増えるでしょうから、企業側の販促と捉えられないように、Canonにもしっかり考えてもらいたいところです。
さて、何かと興味が尽きない2023年ですが、昨年末に今年の展望記事が出ておりました。
やや妄想じみた内容にもなっていますが、話題提供として…。
「R1」の行方と「APS-C」の動向
記事によると、
Tony & Clelsea Northrupが、2023年に登場する新型カメラと新レンズの予想動画を公開している
ということです。
前述したように、これまで出回っている情報とはかなり異なった内容が含まれており、Tony & Clelsea Northrup側の妄想度が高めかな?
Canonに帯する「妄想」をみてみると…。
どうでしょう?
「EOS R1」は、以前は「2022年にも登場」という話もありましたが、現在では次のオリンピックを見据えて、
「2024年までは来ないのでは…」
という見方が強まってきています。
予想では画素数が「4500万画素」としていますが、一般的な見方では「5000万画素オーバーは確実」と見られていたような…。
この考え方で行くと、高画素帯は「新R5」にお任せ…ということなのでしょうか?
それはないと考えますし、「視線入力」もありでは?
価格はこんなものでしょうかね?
「EOS R5MarkⅡ」、やはり来るんでしょうね。
画素数が現状維持なのか、5000万画素を超えてより一層高画素重視へと進むのか…。非常に興味深いところです。
R6MarkⅡのことを考えると積層型センサーは無しか?
しかし、AF周りは相当に強化されるかもしれませんね。
ただ、私の使い方では初代でも十分かな…とも感じます。
価格のこともあり、買い換えは躊躇してしまいます。
記事にはありませんが、2022年はCanonにとって「APS-Cの年」でした。
2023年にも更なるモデル追加の噂がありますね。
従来の「KISS」のようなエントリーモデル、スマホ隆盛の現在において果たして需要はあるのでしょうか?
あるとしても、以前のような強さはないのでは…と昨今の周囲の人々の行動を見ていると感じます。
Canonの一般の方々へのプレゼンの仕方にも注目ですね。
レンズに関しては、個人的にはこれまでにも再三語ってきた「RF35mmf1.2L」だけを待ち望んでいる状態。
記事ではやたらと「1.4」を推していますがどうでしょう?
「L or 非L?」ということもありますが、とにかく「35mm」の優れた描写を手に入れたいものです。
2022年の動向を考えれば、今年は「APS-C用」のレンズを多数投入してくることも考えられます。
その戦略が、果たして「対SONY」ということを考えたときに功を奏するのか?
2022年末のSONYの逆襲を見ていると、根強いSONY人気を感じました。
果たしてCanonはSONYに追いつき、追い越すことができるのか?
注目の1年になりそうです。