新型MacBook Proが今週中に発表… って本当？
いきなりの情報に戸惑っております。
「３月」と予想されていたM2Pro／Max搭載の新型MacBook Proが早ければ今晩にも発表される可能性がある…というのです。
ホントですが？
唐突すぎません？
本当であるとすれば、これまでやや鈍重に見えていたMac用Mチップの進化にムチが入ることになりそうです。
「なぜ１月？」の謎
まずもって、
「M2 ProおよびM2 Max搭載モデルらしき、モデル番号「A2779」のMacBook Proが、カナダの認証機関であるイノベーション・科学経済開発省（ISED：Innovation、Science and Economic Development Canada）の無線機器リスト（REL：Radio Equipment List）に掲載された」
とのこと。
それを踏まえ、Bloombergのマーク・ガーマン氏が、
Appleは新型MacBook Proを明日（日本時間では早ければ今晩）発表し、金曜日頃にプレスミーティングを開催、レビュー記事は来週月曜日に解禁される
という予想を伝えたということです。
一大事です！
もしこの説が正しければ、日本時間で本日17日の遅くから18日の早いうちに何らかの動きがあることになります。
どうやら「発表即予約開始…」ということはないという書きぶりですので、
「本日発表→20日金曜日予約開始→数週間後発売」
という流れになることも考えられます。
予約開始にしても、iPhone、Apple Watchであれば日本時間の午後９時〜という流れが定着してきていますが、Macに関しては日本時間の早朝〜ということが多いですよね。
それにしても、
「何故１月？」
という疑問は残ります。
少なくてもここ最近のAppleを振り返ると、１月の新製品投入、しかもMacBook Proのような主力商品をこの時期に投入することはありませんでした。
考えられることとすれば、Mac用「Mチップ」の市場投入の遅れを挽回しようという動きでしょうか？
当初新型MacBook Proの投入は「2022年9〜10月」という噂もありました。
更に言うのであれば、そもそも「初代M1 Pro／Max」の投入時期も「2020年10月」ではなく「2020年6月」のWWDCで発表直前までいっていた…という説がありました。
あくまでも素人の予想ですが、
M1 Pro／Max投入の時点で遅れが発生していた「M〇Pro／Max系」のチップ投入時期を正常に戻すために、通例の新製品投入時期を早めた…
という考え方もできるかと…。
Appleは、「iPhone用Aチップは１年周期」、「Mac用Mチップは１年半周期」での市場投入を予定していると言われます。
どちらかの開発や市場への投入が遅れると、もう一方とのチップ性能バランスが崩れていく…ということになります。
AチップをベースにMac用の高性能チップを開発する…という「宝の山」のような方式を編み出したAppleですが、両輪をうまい具合に走らせていくことも簡単なことではないのかもしれません。
今週のAppleの動き、じっくりと見てみましょう。
