まさかの2日連続サイレントリリース!
驚きました。
前日にまさかの新型MacBook Proの発表があったばかりのAppleから、連夜の新製品登場です。
今回は「HomePod(第2世代)」。
miniではなく、一時ディスコンになっていた大きい方です。
まあ、確実に売れないでしょうけどね…。
「何故売れなかったか」を理解してないの?
「第2世代」の噂は以前からもあり、「2023年の早くに登場」という話もありましたので、新型MacBook Proが登場した今となっては何の驚きもありません。
ただ驚いたのは、その「変わらなさぶり」についてです。
以前の噂では、従来のHomePodに他メーカーのような情報パネルを装備し、スマートスピーカーとしての機能を充実させる…というものでした。
個人的には全く望まない方向性でしたが、あれだけ売れなかったHomePodの売り込みを考えるとすれば、ひとつの戦略ではあるかな…くらいに捉えておりました。
まあ、そうなったらそうなったで全く売れないだろう…と想像していましたが。
しかし今回の第2世代は、初代と殆どスタイルは変わらず…。
チップ性能は向上しましたし、他のAppleデバイスとの連携によってスマートホーム的な活用の幅も若干は広がっているようです。
それだけ…。
もちろん内部のツイーター、ウーファー部もいじられているようですが、私は基本的にあの音質が大幅に変わるとは考えておりません。
これまでのAppleのイヤホン、ヘッドホンの歴史を振り返ると、あくまでも我が道を行くのかと…。
これまでもブログ内で書いてきましたが、私の初代HomePodに対する最大の不満は「音質」です。
繰り返し書いているように、「素性」は悪くないのです。しかし、あまりに低音が支配しすぎている音。日本ではとりわけ受けが悪いでしょうし、米国でも不調だったということは本国でも受け入れられなかったのではないでしょうか?
また、価格も問題。米国では値下げ後の「299ドル」という値付けのようで、これでももうひと頑張りしてもらってもいいくらい。
それが日本では「44,800円」と、為替の影響とはいえ非常に手の出しづらい価格となってしまいました。
ステレオで楽しみたい場合には「9万円」の出費です。
「9万円」となると、音質面でかなりメリットがないとおいそれとは手の出しづらいエリアに入ってしまいます。
「音質」「価格」の両面を照らし合わせても、
「Appleは初代が売れなかった原因を理解していなかったんだな…」
と考えざるを得ません。
もう少し頭を使って欲しいところです。
miniで十分 それ以上に「SONOS One」を選びたい!
単純に、「HomePod mini × 2」の「3万円」でいいのでは?
更に幸せになりたいのであれば、「SONOS One × 2」が最良の選択だと考えます。(現在セール中のようです)
私のように「HomePod(初代)×2 + SONOS One ×2」という変態仕様にしなくても、十分に楽しめるでしょう。