新型MacBook Proの円安レート適用には残念感!
新型Macが発売されましたが、その価格には残念感が漂います。
Mac miniのベース価格は引き下げられたものの、MacBook Proに関しては更に数万円の値上げが加えられていました。
最近の円相場は円高傾向であり、正直、
「据え置きがベースであり、少なくても値上げはないのでは…」
と感じていました。
私はコロナ禍明けを見込み、自分のモチベーションを高めるために承知で購入しましたが、本来であれば、値下げされた「M1 Proの整備済品」を購入するのが最も得策だと考えてはいます。
米国では、新型MacBook Proの価格は据え置き。
「M2 Pro搭載14インチ」の最低価格が「1,999ドル」となっています。
日本での最低価格が「288,800円」の税抜価格「262,545円」で考えて単純に計算すると、
「1ドル=131円強」
のレートで価格設定されていることになります。
実勢からすると悪くは無いと思えるのですが、問題は、
「以前のレートから更に引き上げる必要があったのか?」
という点です。
まあ、実際の価格設定時には130円を超えていたのかもしれませんので、Appleを攻めるわけにはいきませんが、せめて以前の価格と同等のレート設定にしてもらえなかったのかな…と感じてしまうのが人情というものです。
そんな中…。
世界的に考えて新型MacBook Proを安く買えるのは?…という記事が来ています。
徐々に日本の順位が下がっていますね。
物が買えないのでは話にならない!
記事によると、
Apple製品等の国際的な価格を調査しているNukeniが、2023年1月17日に発表された新型MacBook Proの各国の販売価格をまとめている
ということです。
エントリーモデルでの比較になっています。
いかがでしょう?
結果だけ見ると、世界的に見ても日本は比較的お安くMacを購入できる国…と考えることができるかもしれません。
ただ、円高傾向だった頃にはそれこそ「世界で最もお得に購入できる国」のひとつだったわけで、日本人の感覚からすると、随分とMacが買いづらくなったといえるでしょう。
特に印象的なのは、「値上げ率」。
トルコの「112.77%」は置いておくとして、日本はスウェーデンに次いで世界第3位の「値上がり国」となってしまいました。
ひどいものです…。
これで日本人の給料が上がっていないのですから、実際の数字以上に、
「Macは高嶺の花」
と感じられるのが実情でしょう。
値下げも迅速に!
以前にも書きましたが、Appleには、
「円高に振れたら値下げも迅速に行っていただきたい!」
と声を大にして伝いたいところです。
いずれにせよ、今後の若者が、
「Macはお高くて手が出せないもの」
という感覚をもってしまわないよう、経済力の落ち込みを抑えるべく、国として取り組んでいかなければならないでしょう。