Appleが３月に発表するのは？
意表を突いて「１月」というタイミングで登場することになった新型MacBook Proと新型Mac mini。
この「投入時期」の問題はそう単純なことではなく、新登場を予定している他のデバイスとの兼ね合いによるものであろうことは想像できます。
「この後」に何もないのであれば、従来通りの「３月」を待ってもよかったわけで、恐らくは、
「本来であれば昨年に登場されるはずだったM2 Pro／Maxをできるだけ早く登場させる必要があった」
「近いうちにMacBook Pro以外の新デバイスの登場予定がある」
ということなのだと考えます。
そんな中…。
今後発売されるであろうMacについての情報が来ています。
気になる「Mac Studio」の行方
記事によると、
MacRumorsが、先日発表された新型Mac miniと新型MacBook Proに加え、年内に発表される可能性があるとする新型Macを予想している
ということです。
MacRumorがそうするMacとは、
・MacBook Air15インチ
・新型Mac Pro
・新型Mac Studio
・新型24インチiMac
となっています。
この中で「３月にも…」と噂されている筆頭は「新型Mac Pro」ですね。
これまでの「M2 Extreme」ではなく、「M2 Ultra」を搭載するモデルになる…と、かなりトーンが下がってしまっているMac Pro。
内容次第ではかなり微妙な機種になってしまいそう…。
また、出るか出ないか…を含めて心配なのは「新型Mac Studio」です。
一時は「第二世代は出ないのでは？」という噂も流れました。
ただ、もし新型Mac Proに「M2 Ultra」が採用されるのであれば、当然同時に投入されるべきモデルでもあります。
それでも気になるのは、チップ上限が「M2 Ultra」になったときの「Mac ProとMac Studioとの差異が見られないのでは？」ということ。
「拡張性」という点で考えても、Mac Studioも相当拡張性はとれるかと…。
もしMac Proが「外部GPU」との連携が可能になるのであれば話はかなり変わってくるでしょうが、どうでしょうね？
そもそもApple Siliconと外部GPUの相性問題もかなり気になりますし。
15インチAirは、もしMac Pro・Mac Studioが３月に登場するのであれば、同時投入は厳しいのでは？
６月あたりにM2MacBook Airのテコ入れとして登場させ、年末の「M3」までつなぐ…というあたりなのではと考えます。
本命「M3」を急ぎたい？
Appleとすれば、やはり「本命」を3nmプロセスルールで製造する「M3系」だと考えているのではないでしょうか？
マイナーチェンジの「M2系」はなるべく早急に回転させて次へと繋げたい…
しかしここまでなかなかスケジュールが思うように進まなかった…
というようなAppleの思いが、2023年の早期デバイス投入という形になって表れているのでは？
だとするのならば、
「M2系には手を出さずに我慢する…」
という考え方もあるのかもしれません。
