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「Studio Display Pro」、3月に登場せず?〜進まないデスクトップ用ディスプレイの最新化〜

「StudioDisplay Pro」、3月に登場せず?

 「1月」という異例のタイミングで「M2 Pro/Max」搭載のMacが登場したことには驚きました。
 本来であれば「昨年10月に登場させたかった…」という噂が現実味を帯びますね。

 9月に3nmプロセスのA17Bionicを登場させることがAppleの第一命題になっているでしょうから、Mac用のチップも大きく登場時期を遅らせるわけにはいかないのでしょう。

 

 そんな中…。

 この3月にもAppleは新製品を投入するのでは?…と言われています。
 「M2 Ultra」を搭載した新型Mac Proという説が濃厚になっていますが、本来はM2 Ultraが2個分の「M2 Extreme」を出したかったのでしょうから、なかなかに微妙な「Pro」になってしまいそうではあります。

 そして、この新型Mac Proと同時に新しいディスプレイも登場するはず…と言われてきたのですが、どうも怪しくなってきているようです。

 

Mac側の流れと連動できない苦しさ

 記事によると、

来月末までに発売されると噂されていた、ミニLEDバックライトを搭載する27インチ 5Kディスプレイ、Studio Display Pro(仮称)の発売時期がまた延期された模様

ということです。

 記事内では、度々発売の噂が出てはそのたびに延期になることが重なっていることから、
「本当に開発が進んでいるのか?」
というそもそも論にまで言及していますね。

 

 一連のApple純正高性能ディスプレイに関しては、「2種類」の噂が立っていました。

 一つ目は今回の「Studio Display Pro」。
 これは、従来の「Studio Display」の高性能版という位置づけで、27インチというサイズは変えずに「miniLED」「ProMotion」を搭載させる…というものです。

 二つ目は、現行「Pro Display XDR」の後継機。
 サイズも現行の32インチから36インチへの拡大が噂されており、機能的にもStudio Display以上の付加価値が求められているデバイスです。

 

 そもそも、これらのディスプレイの登場が「3月」と噂されているのは、同時期に「新型Mac Pro」の登場があるという予想に基づくものです。

 2019年、現行Mac Proの発表と同時に、現行Pro Display XDRも発表されました。今回も同様の手法をとると考えられてきたわけです。

 

 しかし…。
 もし今回の記事が正しいとすれば、発表されるのは「新型Mac Proのみ」ということになるかもしれません(新型Mac Studioもあるかもしれませんが、Mac Proがあまりに中途半端なスペックのために、Mac Studioを発表する意味が無い…という見解も広がっています)。

 Mac側が先を見据えて進化を遂げている中で、連動してディスプレイが前に進めないのではどうして片手落ち感が否めませんね。

 

「OLED」「MicroLED」の噂の中で…

 先日も記事にしましたが、最近になって近い将来の「OLED」「MicroLED」搭載の噂が目立ってきています。

 

 これに反し、Appleら純正の大型ディスプレイはどこへ行こうとしているのでしょうか?

 現時点で考えても、
「miniLED搭載大型ディスプレイは高価すぎる…」
という問題があります。

 しかし、はっきり言ってminiLEDはOLEDやMicroLEDに進む上での「繋ぎ役」に過ぎない…ということがはっきりしてきました。

 こんなところで足踏みしていたら、OLED、MicroLED搭載の大型ディスプレイなんて夢の話に聞こえてしまいます。

 

 ただでさえ、Macはデスクトップ機の充実に課題を抱えてきました。
 しかし、昨年は「Mac Studio」、今年は「M2 Pro搭載 Mac mini」と、手の届きやすいデスクトップMacも登場し始め、可能性を感じさせているところです。

 ここでの純粋ディスプレイの充実は必須(Macはディスプレイとの相性問題も残っているので)。

 Appleには腰を据えて開発に取り組んでもらいたいものです。

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