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「CX-60」のある生活【13】〜話題の「ギクシャク」問題〜 

話題の「ギクシャク」問題

  CX-60「XD-HYBRID Exclusive Sports」を購入しましてレビューを継続しております。

 

 これまでのレビューはこちらからご覧下さい。

https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60

 

 さて、今回はCX-60が散々叩かれている「ギクシャク」問題

 特に低速時の変則時にギクシャクが発生する…ということで散々に言われているのですが、私は独自の観点で捉えています。専門家ではありませんのであくまでも私的な見解ですが…。

 そして、それを含めて、欠点もあるCX-60の扱いが楽しくて仕方ありません。
 欠点を補うためにどのような運転をすればいいかを考えることは、「運転している」という実感を味わわせてくれるからです。

 これまで殆どMT車を運転してきた者のひとりよがりかもしれませんが…。

 

「発進時のもたつき」と「アイドリングストップ」と…

 CX-60の「ギクシャク」問題ですが、私は2つの原因があると感じています。

 

 一つ目は「発進時のもたつき」から由来するものです。

 元来AT車は、発進時にアクセルを踏んでから車速が上がるまでの間にタイムラグが存在する印象です。MT車は1速で引っ張ろうと思えばかなりいけますので、発進時の加速感、ダイレクト感は正にドライバーの思いのまま…と言えるでしょう。

 

 CX-60においては、この1速時のもたつきが目立つのだと思います(他のAT車を何台も運転したわけではないのであくまでも私の印象で書かせていただきます)。

 アクセルを踏み込んでも速度が上がらない(なかなか発進しない)ことが多く、ゆっくりとスタートさせる際の加減がなかなか難しいのです。
 ちょっと油断すると踏み込みすぎて急加速気味になったり…。

 これがバックの際にも起こるので、駐車の際は慎重になりがちですね。

 動画等では低速時の「1速→2速」の変則時のギクシャク…とされることが多いようですが、私は「2速」や「2速との繫がり」の問題ではなく、「1速」の問題なのだと考えています。クリープ現象が弱い…というレビューは正にその通りで、発進時やバック時にはクリープを使いたいことが多いので、そのあたりの兼ね合いもあるのだと思います。

 

 二つ目の要因は、「アイドリングストップ」です。

 CX-60は、停車時以外にも、速度が安定している場合、道が平坦だったり下り坂だったりするといきなりエンジンがストップします。そしてアクセルを踏み込むと再度エンジンが始動するのですが、その際明らかにかかったと分かるくらいのショックが伝わってきます。

 まあ、速度が出ている場合は問題が無いのですが、これが低速域で出ると「ギクシャク」に繫がるわけです。

 特に印象が悪いのが、停車を意識して速度を下げた状態でアイドリングストップした場合。割と「先取り」する形で、停車前からエンジンが切れる仕様なのですが、完全に停車する前に前の車が動き出すことはよくあることで、そうなると、「低速時にエンジンが急に始動してギクシャクする…」という現象が発生するわけです。

 

そんなじゃじゃ馬ぶりがカワイイ…

 これら2つは、スムーズな運転が好みという方であれば、かなり気になる現象と言えるでしょう。

 ただ、MT車を乗り継いできた私とすれば、変則時のギクシャクはあって当然という考え方。それでも低速時は安全のためにももっと挙動が安定して欲しいですが、CX-60の高速域の気持ちよさを考えたらトレードオフできる範囲と判断します。

 また、このじゃじゃ馬ぶりを知った上でアクセルワークを工夫しよう…と、かえって「かわいげ」を感じてしまうのです。

 

 低速域を抜けたあとの走りは素晴らしいの一言。
 そんな二面性をもつCX-60もおもしろいではありませんか。

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