Apple Watch Series9に「アクションボタン」は搭載される？
先日、以下のような記事を見かけました。
Apple製品を複数所有するユーザーの所有率を調査したデータなのですが、その所有率が以下のようになっていたのです。
最下位がMac…。
iPadの所有率が意外に高い…。
Apple Watchって、こんなに裾野が広がっていたの？
というように、様々な思いがこみ上げてくるデータとなっています。
米国での調査ですが、これを見ると、やはりAppleデバイスの中心は「iPhone」であり、それを中心に何を選ぶのか…という問題なのだと改めて感じさせられます。
果たしてMacの所有率「50％」という数値は高いのか、低いのか？
OSのシェアを考えると相当高い…という見方もできると思うのですがどうでしょう？
と同時に、それ以上のシェアを有しているApple Watchに関しては、「いつの間に？」という印象が強いです。個人的にはMac以下かな？…と考えていたので、意外です。
日本において考えると、以前からするとかなりApple Watchを装着している人が増えてきているのは事実ですが、日本のiPhone所有率を考えたらもっと増えてもいいくらい…。そして、恐らく日本においてはMac所有率は更に下がるでしょう。
以前から、
「Appleデバイスは連携させてなんぼ…」
と唱えておりますので、特にMac関しては皆さんに是非とも使ってもらいたい気持ちでいっぱいです。互換性、価格面等で相当に壁が高いことは承知していますが、それを差し引いてもAppleデバイスの連携性に関しては魅力しかありませんので…。
そんな中…。
次期Apple Watch Series9に関する記事が来ています。アクションボタンが搭載される？
バッテリー容量が削られるくらいなら…
記事によると、
Apple Watch Series 9は、Apple Watch Ultraに搭載されたアクションボタンを導入すると予想する意見がある
ということです。
「アクションボタン」はそもそもApple Watch Ultraに初めて装備された機能であり、任意の機能を一発で起動させる…というボタンになります。
私は現在、「ストップウォッチ」を登録しておりますが、当然ながらただ単にストップウォッチが起動するだけで…。
これが「ショートカットアプリ」で作成したオリジナルの機能を割り付けできるであればまだ価値はあるのでしょうが、現在のようなAppleが提案した機能しか割り付けられないような仕様であれば、さほど重要性はないかと…。
Apple Watch Ultraの新機能の中では、非常に残念度が高いものとなっています。
オレンジ色の独立したボタンが非常に目立つだけに、逆にその残念度が際立つ…というか。
実情的には「ウリ」になってないわけで、それがSeries9のノーマルWatchに搭載されるからといって、喜ぶユーザーは非常に少ないと思われます。
記事にも書かれているように、逆にアクションボタンが搭載されることでバッテリー容量が減ることになると、当然駆動時間の減少が危惧されますね。
私としては筐体が大型化したことでバッテリー駆動時間が大幅に伸びたUltraに恩恵を感じているわけですが、これが無印Series9で更に駆動時間が減少するということに繫がるのであれば、ユーザーの願いとは異なる方向に進んでしまうことになります。
私が使用していたSeries7は、とにかくバッテリーの減りが早く、アクティビティー等の機能を全く使っていないのに、丸１日（午前７時〜翌日０時）使用してバッテリー残が「30％台」になった日には恐怖を感じました。
GPSモデルでこのバッテリー消費では、怖くて存分にApple Watchの機能を楽しめません。時計であるからには、１日の中での追加充電など考えられませんので…。
この理由一択で、恐らく私は「Ultra」から離れることはないと考えておりますが、他の「無印ユーザー」からしても、これ以上の「燃費の悪さ」を許容することは考えられないのではないでしょうか？
駆動時間が減るくらいだったらアクションボタンは要らない…。
私はそう考えます。
でもなあ…。
アクションボタンをなくすと、それこそ新型の「ウリ」が無くなる可能性も…。
何だか本末転倒な思考に陥ってしまいそうで怖いですね。
Appleには、新型Watchについて、しっかりとしたビジョンをもって臨んでもらいたいものです。
ちんけな進化しかないくらいだったら、毎年のリニューアルを停止してもいい…と個人的には考えるくらいです。
ただでさえ2024年には大きな変革がある…と噂されていますので。
