スマホMNP手続きが5月から「ワンストップ」に!
スマホ黎明期から、ユーザーは「キャリア」にがんじがらめの状態が続きました。
一度契約したら最後、別キャリアに乗り換える際には「2年縛り」「違約金」等のペナルティーのような負担を強いられていましたね。今から考えると、利用している側が不利益を被るなんて、実に馬鹿げたシステムでした。なんか、利用させてもらっている…かのような考え方だったわけです。
それがここ数年で、違約金の殆どが撤去され、「縛り」もかなり薄まってきました。また、SIMロック解除に関しては本当に自由になり、フリー端末を自由に活用できるようになったのは大変革でした。
他キャリアへの乗り換えも以前とは比較にならないくらい簡単に、そして気軽にできるようになったわけですが、それでも、「MNP」に関してはどうしても以前のキャリアから「MNP転出番号」を発行してもらわなければならない…という非常に気まずいひと手間がかかるのが現実でした。
しかし…。
どうやらこの余計な「ひと手間」が無くなりそうです。
歓喜‼︎
「ワンストップ」で選択の自由広がる!
記事によると、
大手携帯キャリア4社が、携帯電話会社を乗り換える際の番号持ち運び(MNP)手続きを、5月下旬からは乗り換え先だけで完結できるようにする方針を固め、MVNO各社でも利用可能になる、と朝日新聞などが報じている
ということです。
基キャリアからの「MNP転出番号の発行」という精神的に大きい壁がなくなることで、正に手軽に、気軽にキャリア変更を行うことができるようになります。
「5月下旬から」ということで、珍しく早い展開で事態が進んだようで、ユーザー側からすると有り難い限りです。
尚、当初はWeb受付のみの状態からスタートするようですので、早急に実店舗での対応が望まれますね。
ahamoやpovoでは?
今回の対応は、大手4社と「一部のMVNO」での導入とされています。
ここで心配なのは、ahamo、povo、LINEMOというオンライン専用プランではどうなるか?…というところ。
この部分を明確に示した記事を見付けることができませんでしたが、恐らく「できない」んでしょうね…。これができたら流出しちゃいそうですもんね…。
各キャリアの思惑は当然あるでしょうが、そこをぐっと我慢できるようにならないと、本当の意味での「門戸開放」にはならないんですよ…。変な差別化はキャリア側がすることではありません。
選択権はあくまでも我々ユーザー側にあるべきですので…。