Apple Car、公道実証実験は進んでいる!
世界的な電気自動車への流れの中で、Appleが「Apple Car」の開発を進めていることは周知の事実です。
その割には、一体AppleがどのようなEVを目指しているのかというビジョンさえも全くの不明ではありますし、その登場時期も推測の域を超えるものではありません。
しかし…。
米国内でしっかりと公道実証実験は行われているようで…。おもしろい視点の記事を見かけました。
開発は順調なのか、それとも高い壁にぶち当たっているのか?
「65台」が実証実験中
記事によると、
自動運転車Apple Carの開発を噂されて久しいAppleだが、同社が米カリフォルニア州で行っている公道実証実験に関する最新のデータが明らかになり、プロジェクトの進行状況を垣間見ることができる
ということです。
そのデータがこちら。
Appleは、201人のドライバーで67台の車両を試しているようです。2ヶ月前は「196人、67台」だったようで、ドライバー数が若干増加しているようですね。
まあ、気候がよくなってきてドライバーを増やした…ということも考えられますので、ドライバー数の増加が開発の進み具合を示していることには繫がりませんが、個人的には結構大々的に試験走行を行っていることに驚きました。遅々として進んでいないようなイメージだったもので…。
また、この表を見ると、実に様々なメーカーが電気自動車に可能性を求めていることが分かりますね。
「WAYMO」はAlphabet傘下の企業のようですし、「NVIDIA」もこの事業に参入しているのですね…。ちょっと驚きました。
EUの動き、気になる
さて、最近になって、「完全EV化」というEUの足並みが大きく乱れていることか報じられています。なんといってもドイツが反旗を翻していることが大きいですね。内燃機関の有用性が新たな議論を生み出せば、今回の資料にあるような企業の戦略も大きく変わらざるを得なくなることも考えられます。
2035年という区切りを目前にして、世界の自動車事情はどのように変化していくのでしょうか?
この時期に「3.3L、ディーゼル直6エンジン」という異様なシステムで超高燃費を達成するCX-60に乗り換えたばかり私としては非常に気になるところです。