iPhone14用OLED、Samsungに追加発注
先日、iPhone14にイエローモデルが追加されましたね。「不人気」と揶揄されがちな14無印の援護射撃になるのかどうか気になるところです。
さて、4月を迎えようとしている時期を考えると、日本では新入生、フレッシュマンの需要があるかと思われますが、世界的に見ればその需要が今後次第に落ち込んでいくはず。
しかし…。
ここに来てAppleがSamsungに対して大量のOLEDパネルを追加発注したという記事が来ています。何があった?
BOEの製造に問題発生か?
記事によると、
Appleが、iPhone14用6.1インチ有機EL(OLED)ディスプレイパネルを、Samsung Displayに臨時発注したと、韓国メディアET Newsが報じた
ということです。
「イエローモデル用」であればもっと前にオーダーしているはずですし、発注数も結構な量ですので、今回の追加モデルに対するものではないでしょう。
記事によると、
「他のサプライヤーで製造上の問題が発生したため」
としていますね。
Samsungに対して追加発注してるのですから、問題が発生したサプライヤーはSamsungではないのは明らか。とすると、「BOE」しかありませんね。
この「BOE」、昨年のiPhone13シリーズのパネルでもAppleの求める品質に達せず…ということでやらかしているんですよね。モデル後半に差し掛かったiPhone14における品質問題ということは、本当にこれまでBOEが製造したディスプレイの品質は大丈夫なのか?…という疑念も生まれるはず。
Appleは、iPhone15シリーズでもBOEに製造を委ねるつもりでしょうか?
もちろん、Samsung一極集中からの脱却は最優先課題であるわけですが、2年続けて品質問題が発生したとなると、BOEの処遇は考えなくてはならないでしょう。
さて、どうなるiPhone15シリーズ?