新型Mac Pro、更なる仕様変更も?
Apple Siliconに関しては、連日「3nmプロセスルール」製チップの情報が出回ってくるようになりました。
先日は、やはり最初の3nmはiPhoneとなり、M3搭載のMacはその後になりそう…という情報をお届けしました。
特にMacのM3化に関しては、情報源によって時期的な齟齬は存在しますが、個人的には、
〇M3が「2023年10月〜2024年3月」
〇M3 Pro/Maxが「2024年3月〜10月」
と考えています。
Appleがどの程度「急いでいるか」という考え方と、チップの開発・製造の進捗具合にもよりますが、M3が10〜11月に来るのであればPro/Maxが3月に来ても驚きません。登場の間隔を考えるのであれば「2024年秋」になるのかもしれませんが、昨今のMacの売上げ不振を脱却するためにAppleが発売を急ぎたいと考えてもおかしくはないかと…。
さて…。
そうなると、完全において行かれるのが「新型Mac Pro」です。
登場が噂されているのが「M2世代のUltra」なわけで、完全に「今更感」が…。
そんな中、更なる問題に直面している可能性があるという記事が来ています。
ホントにWWDCで来るの?
この記事は、「M3世代」のMacの開発が進んでいる…という非常につまらないガーマン氏の予想を伝えているのですが(そんなの当たり前ですので)、私が非常に気になったのが、
Appleシリコンを搭載した「Mac Pro」も開発中であるものの、遅延と仕様変更に直面している
という部分です。
なんですと?
この後に及んで「問題」ですか?
今後のM3のタイムスケジュールを考えると、「M2Ultra」の登場時期は6月のWWDCがラストチャンスだと考えます。
この時期を逸し、例えばiPhone登場の直前に発売したとすると、その直後にM3搭載のMacBook Airが控えており、フラッグシップのありがたみも何もあったものではありません。旧型チップ搭載のフラッグシップが新チップ登場直前にリリースされるなんて、意味が分かりません。
また、「問題」の内容も気になりますね。
そもそも、本来は「M2Ultra × 2」という「M2Extremeチップ」がフラッグシップチップになるはずでした。発熱の問題か、思った以上に性能向上ができなかったのかは分かりませんが、そのチップが頓挫。急遽「M2Ultra」が最上位チップとなって登場するとされていたのが新型Mac Proです。
それなのに問題発生って…、一体何があったんでしょうね。
M1 Ultraの実績があるのでチップそのもののトラブルは考えづらいですから、拡張性関連?
こんな時期にうだうだしているようでは、WWDCでの発表・発売自体が危うくなる可能性もありますね。
というか、そうなるとAppleはM2世代でのMac Proリリースを諦めるのでは?
さてさて、一体どうなるのでしょうか?