Apple Watchの歴史を振り返る!
2022年、Apple Watchに「Ultra」という新系統が設定され、新風を吹き込みました。
最大のメリットは鬼のようなバッテリーもちです。
私はSeries3から毎年購入しておりますが、機能が増えるにつれてノーマルWatchのバッテリーもちは年々悪化の一途を辿っている印象…。アクティビティを安心して行えないスマートウォッチというのが実情ですので、機能とバッテリーもちのバランスがある意味崩壊しているような感じです。
これがUltraでは完全に解決されました。
ただ、Ultraについては、ディスプレイの不満がじわじわと広がってきています。
せっかく額面上のディスプレイサイズが拡大したにもかかわらず、実際の表示面積はノーマルWatchとほぼ同等です。ベゼルの厚さが致命的…。期待のウェイファインダー文字盤は文字が小さくなってしまって使い勝手、デザインともに問題があり、どうもモヤモヤしてしまいます。
そんな中…。
これまでのApple Watchの歴史を振り返った動画が公表された…という記事が来ています。
「OS」の進化が支えてきたApple Watch
記事によると、
初代Apple Watchから2022年に発売されたApple Watch UltraまでのApple Watchの系譜を、YouTubeチャンネル「BobbyTS」がまとめている
ということです。
まあ、頭を抱えるほどにそのデザイン性は変わっていません…。
これがいいことなのか、悪いことなのか…。
Appleが四角形の盤面にこだわる理由については、その表示量の確保のため…と考えられています。以前以下の記事でも書きましたが、理屈は分かるけれどデザイン性では円形盤面がスマートです。
これまでApple Watchは、次第にディスプレイサイズを拡大したり、ベゼルを薄くしたりと、普遍的なデザインの中においても進化を続けてきました。
また、特にヘルスケア機能の充実には相当のこだわりをもっており、毎年何らかの「ウリ」を打ち出しています。
ただ、これらはWatchの性能的な進化…というよりも、「WatchOS」の進化によるものが大きいです。
最近も、「Series6から変わらないチップ性能がようやくSeries9において改善される」と噂されるほどに、絶対的な性能以外の部分の影響を受けてモデルチェンジを重ねてきた印象です。
これは他のAppleデバイスとは大きく異なる進化の過程だと言えるでしょう。
Series9のバッテリーもち、2024年Ultraの改善に大きな期待
今後に目を向けると…。
Series9の新チップはA15Bionicベースになる…と噂されており、当然これまでよりも省電力性が向上することになるでしょう。この部分が大きく改善されるのであれば、Ultraからの乗り換えもアリか?
Ultraは、2023年モデルに関しては大きな変更は無い…という噂。
ということは、現状のディスプレイの課題が解決されることは無いでしょう。Ultra限定の新盤面の出来は気になりますが、ベゼルの厚さが残るのであればそれほど大きなメリットにならない可能性も…。
鍵はSeries9が握ることになりそうです。