M2 Ultra搭載「Mac Studio」は6月に来る?
Appleにとっての2024年最初の新製品は、3月のiPad Pro/Airになるのでは…という説が有力です。後はそこに「M3MacBook Airも…」という噂がありますが、果たしてAppleのそれだけの新製品を同時投入できるほどの体力があるかどうかというところですね。
そして、現在M1 Ultra搭載「Mac Studio」を使用している私としては、「M3 Max/Ultra」搭載のMac Studioの登場が非常に気になっています。
登場したとして、
・M1 Ultraそのままで我慢するか?
・性能面で非常に高評価である「M3 Max」にするか?
・M3 Ultraにするか?
という三択になるわけで、非常に悩ましい限りです。
「M3 Pro/Max」が大方の予想に反して昨年に登場してしまったことで、今度は「M3 Ultra」搭載Mac Studio/Mac Proの登場時期が難しくなっているのですが、本ブログでは以前から「WWDC付近の6月」が望ましい…としてきました。
しかし、海外の噂では「2024年末」とする説が殆どだったんですよね。これまでは…。
だって、M3 Pro/Maxが登場してから「丸1年」の感覚が空いてしまっては「M2 Ultra」の新鮮味が大幅に失われるでしょうし、「M3 Max」に至っては言わずもがなです。
M3 Max搭載のMac Studioを狙っているユーザーからするとこれは非常に大きな問題で、
「せっかく安心して使えるデスクトップが出てきたのに、新型チップ登場まであと1年空いてしまうのは我慢できない。だったらMacBook Proを買ってしまおう…」
という思考になってしまってもおかしくありません。
ただ、わざわざMac Studioを購入するユーザーは、その冷却性能等の「MacBook Proにはない利点」に惚れ込んで購入しているわけです。
そんなユーザーに閉塞感を与えるようなロードマップではいけません!
そんな風にモヤモヤしていたところ…。
いきなり「Mac Studio6月登場説」が湧いてきました!
僥倖!
Mac Proとは切り離して…?
記事によると、
M3チップを搭載した「Mac Studio」や「Mac Pro」の次期モデルの登場は早くても今年末と言われていたが、M3 Ultraチップを搭載した「Mac Studio」は早ければ今年半ばにも登場するのかもしれない
ということです。
その根拠になっているのがTrendforceのこちらの記事。
この記事自体は特にAppleに特化した内容ではなく、2024年にTSMCの3nmプロセスチップがApple以外の他社にも開放される…というものです。
その中で、
「月間生産量は2024年までに10万ウェーハに達すると予測されており、3nmの生産能力利用率は2024年末までに80%に上昇する準備ができている」
と述べており、恐らくはこれまで以上のスピードでTSMC側の供給体制が整ってきている…ということなのでしょう。
そのことが、恐らくはTSMCとの絡みもあって「2024年末」とされてきたM3 Ultraの投入が「6月」に早まる可能性が出てきた…という考えの根拠になっているようです。
いいんじゃないでしょうか?
前述したように、M3 Pro/Maxの投入時期を考えると、さすがに1年のブランクは長すぎます。やはり「6月」がベストの時期となるでしょう。
ところで、今回の記事では、「Mac Pro」の名前が出てきていないのが気になります。
お蔵入りとなるのか、それともいよいよ「奥の手」を投下するのか?
こちらも非常に気になります。