Aチップの牙城、崩れる?
iPhoneと言えば…。
最近は、最先端の機能はAndroidに譲る傾向が非常に強くなったものの、「最後の牙城」とも言うべきSoCチップの性能に関しては絶対的な強みを発揮してきた…というイメージです。
この「Aチップの絶対性能」は、OSの安定性、Mac・iPad・Apple Watch・AirPods等との連携、そして「Apple」という企業イメージなどと並んで、Appleを支える柱であり続けてきました。
しかし…。
先日来、Qualcommの「Snapdragon 8 Gen 4」の性能が凄いらしい…という噂が立ち上がっており、A18シリーズとの兼ね合いに注目が集まっていたところです。
そんな中…。
双方のベンチマークスコアが出たのですが…。
「Aチップの牙城」、崩れる?

「Snapdragon 8 Gen 4」VS「A18 Pro・A18」、予想外のスコアが…
記事によると、
リーカーのDigital Chat Station氏がWeiboに投稿したSnapdragon 8 Gen 4のGeekbench 6ベンチマークスコアが確認された。Snapdragon 8 Gen 4の動作周波数はA18およびA18 Proよりも高く、マルチコアスコアにおいてA18とA18 Proを大幅に上回っている
ということです。
これがなかなかに衝撃的な数値です。

なんと、特にこれまでAチップが強かった「シングルスコア」でほぼ同等、そして、「マルチスコア」においてはSnapdragon 8 Gen 4が別次元の強さを発揮する結果となりました。
マルチで「1500以上」の差って…。
なにか、「ぶっちぎられた」感があります…。
本来であれば、「A18 Pro」の順当な性能アップと省電力性(iPhone16 Proは大幅に動作時間が延びました!)が評価されるはずだったでしょう。
また、「A18」はProチップと差別化されながらもApple Intelligenceに対応されたことも議題に上がっていたはずです。
しかし、何だかそんなお祭り気分が吹っ飛んだ印象すらありますね。
今後この「Snapdragon 8 Gen 4」が搭載されたスマホが出てくると、それはすなわち、
「iPhoneに取って代わって最強のスマホ」
ということになるのかもしれません。

ただし…。
記事では、懸念材料として「価格面」を挙げています。
チップ価格上昇で、iPhoneシリーズよりも高くなったAndroidスマホは果たして売れるのか?
それはそれで問題です。
また、個人的には、「発熱」「省電力性」が非常に気になります。
昨年「A17 Pro」が登場した際にも発熱が問題になりましたね。3nmプロセスチップは、この熱問題に課題がありそう…。
だとすれば、特にマルチやGPU方面に性能を割り振った「Snapdragon 8 Gen 4」が発熱しないわけがありません。
また、同時に「バッテリーもち」にも悪影響を与える可能性が高そうです。
これは、実機登載された際のユーザーの評価が非常に気になるところですね。
ただ…。
Appleにとっては性能最強の座をキープできなかったことはショックでしょうし、これは即座にMacのMチップにも繫がってくるお話…。
さて、Appleに今後の対抗策はあるのでしょうか?