Technics「EAH-AZ100」とソニー「WF-1000XM5」の比較動画がおもしろい!
先日、名機と言われているTechnics「EAH-AZ80」の上位機種として「EAH-AZ100」が1月23日に発売になる…ということをお伝えしました。

一斉に出されたレビュー動画等を見ると、まあ「絶賛」です。
多くのレビュアーさんが「1月にして2025年の本命が登場!」と持ち上げていますので、私も相当に期待してオーダー済みであります。
「AZ80」の評判が未だに非常に良好であり、しかもその上位機種、そして上位有線イヤホンにも搭載されている「磁性流体」を使っている…という時点で期待が大きく膨らみますね。
そんな中、e☆イヤホンさんのSONY「WF-1000XM5」との比較動画を発見しました。
冷静に両機を見ている…という点で興味深かったので、共有しておきます。
「低音」「情報量」「音場」「ボーカル帯の主張」が鍵か?
まずもってこの動画が他のレビュー動画と異なっているのは、Technics同士ではなく、SONY機と比較していること。
そして、EAH-AZ100をべた褒めするだけではなく、「優れているからこその不安点」にも言及しているところです。
Technics「EAH-AZ100」が新たに採用した磁性流体は、磁気に反応する流動的な磁性流体がドライバーを支えることで、歪みのない音、特に低音を生み出すことがメリットとされているようです。
これにより「EAH-AZ100」の大きな特徴は「歪みのない低音がしっかりと主張すること」だといいます。これまでのTechnicsイヤホンの特徴は、煌びやかな中・高音というイメージが非常に強いのですが、逆に言うと低音に弱みがあった…ということになりますね。
磁性流体を使うことで、しっかりとその弱点を潰してたのです。
ただ、この「低音の主張」が中音域、特に「ボーカル帯」の弱さを生んでいる…と今回の動画では主張します。
私もこの「ボーカル帯」には大きな拘りがありますので、これが弱点になってしまってはまずいです。果たして低・中・高音の繫がり具合、バランスはどの程度のものなのか?
実際に聴いてみて真っ先に確認したいところです。

また、「音場が非常に広い」ということですが、これも中音部のボーカル帯が「引っ込む」という調整になっていないか?…という不安に繫がりますね。
ただ、現在のメイン気になっているDEVIALET「GEMINI II」の一般的な評価も「低音重視+音場超広め」でボーカル帯はやや引っ込み気味…ということでしたが、私からするとイコライザの若干の調整で中・高音部の美麗なボーカルを引き出せています。
音の印象というのは非常に個人差がある部分ですので、こればかりは実際に聴いてみないと評価はできません。これがイヤホン・ヘッドホンレビューの実に難しい部分でもあります。
また、今回の動画で気になった評価のひとつに、「情報量の多さからくる聴き疲れ」というものもありました。
たしかに私が以前Technics機を試した際にもこの「情報量の多さ」は感じていました。今回低音の量が増し、音の情報量としては以前よりもフラットな状況になったのでは?…想像するのですが、それがどのように影響するのか?
解像度も高すぎると機械的・人工的に聴こえたりするもの。
その点GEMINI IIは非常に優れているのですが、今回の「EAH-AZ100」がどのような調整になっているのか…についても注目です。
いずれにせよ、もうまもなく「EAH-AZ100」と出会えるわけで…。
楽しみでもあり、怖くもあり…。