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キヤノンがデジカメ・プリンターの生産委託検討?〜行き過ぎたカメラ高級路線の行く末は?〜

キヤノンがデジカメ・プリンターの生産委託検討?

 昨年末にEOS R1を購入し、撮影の新たな可能性を感じているところです。

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 2024年は、「EOS R5 MarkⅡ」「EOS R1」という、キヤノンの上位機種が登場しました。EOS R5 MarkⅡは万能高性能高画素機のブラッシュアップ機、EOS R1に関しては、これまでに存在しなかったフラッグシップ機の登場…という故知なる側面をもっている両機です。

 近年、一眼カメラ業界においては、「キヤノン VS ソニー」という構図が成立しています。
 ただ、こと「ミラーレス」においてはソニーが先行してきており、古株のキヤノンは追い上げに必死…というところ。
 ニコンが思いの他頑張っているということもあり、今後の動向ははっきりしない状況です。

 

 キヤノンは、過去のレンズ資産が半端なく、根強いファンも多いため、一気にソニーに引き離される…ということにはなっていませんが、企業イメージや動画とのハイブリッド展開を考慮に入れると、今後はソニーがじりじりと先行するのでは?…という考えが主流になっているようです。

 また、キヤノンの弱点としては、

・フラッグシップ系にいおいては大きく重いカメラが殆ど
・特にレンズが大きく高額
・望遠系は暗いレンズが多い
・バッテリーがもたない
・フルサイズにおいてサードパーティー製レンズの選択肢が殆どない

というところ。

 もちろんその逆で「写り」に関しては強みをもっているのですが、これらの弱点を知ると、
「ソニーって、コンパクトで高性能、しかもコスパがいいカメラ・レンズが多いな!」
とソニーへの鞍替えを決め込むユーザーも多いのではないでしょうか?

 

 そんな中…。

 キヤノンがプリンタやデジカメの製造を外部へ委託する方針であることが明らかになった…という記事が来ています。
 キヤノンの再編成がいよいよ始まるのか?

キヤノン-底堅い デジカメ・プリンターの生産委託検討=日経 | 個別記事 | ニュース | トレーダーズ・ウェブリンク

 

行き過ぎた高級路線の行く末は?

 記事によると、今回のネタの出所は、キヤノンの御手洗冨士夫会長兼社長最高経営責任者(CEO)の発言…ということで、単なる噂できないという部分に注目。
 しかも、取り扱っているのが「日本経済新聞」ということで…。

 

 気になる内容としては、

事務機やカメラなどの海外生産拠点を再編していくとともに、キヤノンが生産しているプリンターやデジカメなどの下位機種機器生産の一部を外部に委託することを検討している

ということです。

 

 もちろんキヤノンは、ソニーほどではないにせよ多方面の機材を生産している総合メーカーです。このうち、「プリンターやデジカメなどの下位機種機器生産の一部」を外部に委託する…という結構衝撃的な会長の発言です。

 ということは、キヤノンが一丁目一番地と考えているのは「上位機種」?…ということになります。

 

 御手洗氏が何を基準にして「上位」「下位」を決めているのかは分かりませんが(この人の判断で我々が買う物の上下を決められたくありませんが…)、まあ、「お値段が高いもの…」ということになるでしょう。

 そしてキヤノン自体の中心は「カメラ部門」だということを考えると、現行ミラーレス機の上位機種は現在のままキヤノン自身が生産する意向なのでしょう。

 

 そうなると当然気になるのが、「APS-C機」等の入門機はどうなるの?…ということ。
 安いものは外部に委託?
 それとも、一眼はキヤノン、コンパクトデジカメは外部?

 

 ブランドイメージとしては、非常に危険な香りがします。
 やはり「キヤノン」というメーカーを信じてユーザーになっている方々が非常に多いでしょうし、低価格帯の製品を切り捨てるようで、何か気持ちよくありません。

 しかし、そこまで「利益の取れる高価格帯の商品」を重視していかないと今後の体力がもたない…というほどに追い込まれている可能性もあります。(今すぐ…ではなくても中・長期的に考えると…)

 

 個人的には、無理にソニーと張り合わず、
「製品の質を絶対に落とさないような舵の取り方」
に切り替えてもいいのでは?…と思います。

 あくまでも拡大を狙いつつ、その方向性が「他社委託」というのは本当に正解なのでしょうか?

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