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Technics「EAH-AZ100」レビュー④〜魅惑の装着感を生む「シェル形状」と「イヤピース素材」〜

EAH-AZ100の最大の魅力は「装着感のよさ」かも…

 Technics「EAH-AZ100」のレビューしております。

 

 ここまで「到着・ペアリング編」「取って出しの音質編」「GEMINI IIとの比較編」をお届けしてきました。 

 

  前回の「GEMINI IIとの比較編」で、
「GEMINI IIの方が全体としての音の生音感が優れている」
と評価し、今後もメイン機はGEMINI IIになりそうです。

 ただし、「EAH-AZ100」は4万円までのイヤホンではひとつ抜けている音質だとは思いますので、あとは「イヤホンにどれだけの金額をかけられるか?」という懐事情との相談になるでしょう。

 

 さて…。
 前回の記事で、「EAH-AZ100のもうひとつの魅力」をお伝えしたい…と書いたのですが、それはズバリ、

「装着感」

です。

 まあ、装着感となると非常に個人差が大きい部分でもありますし、敢えて取り上げるのも…と考えたのですが、私にとっては非常に大きな驚きとして写りましたので、敢えて紹介させていただきます。

 

魅惑の装着感を生む「シェル形状」と「イヤピース素材」

 イヤホンを複数試したことがある方であればお分かりでしょうが、イヤホンの装着感というものは「本体のシェル形状」と「イヤピース」によって形成されます。

 

 まあ最近のイヤホンであればそうそうシェエル形状で大きく外す…ということはないのですが、なんと私のエース機種であるDEVIALET「GEMINI II」は最悪のシェル形状で、「これ本当に耳の穴に入れることを前提に形成されているか?」と疑うレベルです。

 ですから正直、GEMINI IIを利用するときにはベストの位置を見付け、それをキープするために結構ナーバスになったりします。(それでも音質はベスト…と感じるのですから、後継機のシェルデザインが変更されたら偉いことになるのでは?…と考えたりしています)

 

 また、多少シェル形状が合わなくても、イヤピースがしっくりくれば何とかなるのがコンシューマイヤホンのいいところ。カスタムイヤホンであれば自分の耳型を採ってベストに持っていけますが、コンシューマー製は「その機種に合うイヤピースを選択する」という楽しみもありますね。ただ、必ずしもピッタリとなるものが見つかるとは限りません。

 

 さて、このTechnics「EAH-AZ100」。
 シェル形状、イヤピース共に、私史上最強です。

 

 先ずはシェル形状
 先代の「EAH-AZ70」よりもシェル全体の形状がコンパクトになったようですが、これによって耳の中に実にすっぽりとはまるようになりました。

 

 そしてイヤピース
 素材がよく使用される柔らかいシリコンタイプではなく、厚みと腰のあるゴムになっていて、しっかりと耳穴でホールドされるイメージです。

 そして実に不思議なのですが、普通はゴムの厚みが増したりするとそれに連れて低音が強くなったり音がダマになって聞こえたりするものですが、このEAH-AZ100のイヤピースはそのマイナス面が全く感じられません。

 更に本体のノーズ部分を収納する部分が特殊な形状となっており、非常に厚みのある素材で本体とドッキングするようになっています。
 これ、本体からの音を劣化させないことにも繫がっているのではないかと予想します。

 

 先日の記事にも書きましたが、変な話、以前作成したカスタムイヤホンよりも装着感がいいです!

 カスタムほど窮屈な感じがしないのに、フィット感はカスタムと同等かそれ以上…。

 こんなことがあるの?…と驚いてしまうほどです。

 

 この装着感…。

 音質で言えばGEMINI IIなのですが、TPOを考え、長い時間装着しなくてはならないは場合に備えて残そうかな…。

 音もフラットで聴き疲れしませんし…。

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