Galaxy S26シリーズ搭載の「Exynos 2600」は「A19 Pro」を凌駕する?
iPhone17シリーズが好調…という報道が頻繁になされています。
ということは、その分厳しい立場に立たされているメーカーがある…ということになりますね。
先日お伝えしたように、台湾でもiPhone17シリーズが大変な人気であり、9月の売上比率でiPhoneが50%超えを達成したということです。
そして、その割を食ったのが「Galaxy」のようで、Samsungの売上比率が大幅に下落しています。
最近のGalaxyシリーズの印象としては、
「上のiPhoneは相変わらずの人気(というか、以前よりも人気が増している印象)、下位の中華系メーカーからの圧力も大きくなる」
という板挟みの状態だと感じます。
ただ、Samsungの液晶技術は相変わらず世界一でしょうし、折りたたみ分野では世界の先頭を走っています。来年登場?…とされているiPhone Foldが「初代」なのに対し、Galaxyはこれまで積み上げた歴史がある分、有利に働く部分も多いでしょう。
そして…。
搭載されるチップも、AppleのAシリーズに負けていない…という記事が来ています。

そんな中でも衰えないiPhone人気の不思議
記事によると、
Samsungが2026年2月25日にサンフランシスコで開催する「Galaxy Unpacked」において、Galaxy S26シリーズを発表することが明らかになった
ということです。
このGalaxy S26に搭載されるのが、Samsung自社開発の「Exynos 2600」。
2nmプロセスルールで製造されると予想されており、登場時期が来年の2月ということは、Appleに先駆けて最先端のチップを搭載する可能性が高い…ということになりますね。
今回は、「3nmプロセスルール」で製造されている「A19 Pro」との比較になります。

数値としては、
シングルコアスコア→Exynos 2600はA19 Proより約11.1%低い
マルチコアスコア→Exynos 2600はA19 Proより約14.3%高い
という結果に。
シングルはAチップが強く、マルチは他のメーカーが強い…というこれまでの傾向を踏襲しているようです。
ただ…。今回比較した「A19 Pro」はあくまでも3nmプロセスルールのチップ。
「Exynos 2600」はSamsung独自開発の2nmチップです。対するiPhoneは、来年9月に「TSMC社製2nmプロセスルールチップ」を搭載してくることは確実です。
現状で競っている…ということは、おそらく2nm同同士の対決になるとAppleのA20 Proの方が優位に立つのではないでしょうか?
以前のように、
「チップに関してはAppleの一人勝ち!」
という時代は去りました。
しかし、Aチップが最先端のチップであることは間違いありません。
また、省電力性や自社製のOSとの相性等で、トータルとしてのiPhoneの魅力が相対的に増してきている…ということが言えるのかもしれません。
さらに、以前は大きな伸びを記録していた中華系スマホの勢いも収まったような…。
今後もiPhone中心の時代が続くのか?
それとも大どんでん返しがかあるのか?
じっくりと見ていきましょう。