「竿燈まつり」をすっきり、きっちりと描き出す!
「EOS R5 MarkⅡ」「EOS R1」という新製品の発表が間近に控える中で、敢えて「EOS R3」を購入した…ということをお伝えしております。
EOS R5を使用してきて、以前は当然のように「EOS R5 MarkⅡ」を意識してきた私が何故?…ということに関しては、前回までの記事をご覧下さい。
EOS R3 カテゴリーの記事一覧 - カスタム/CUSTOM/でいこう😎
今回は、「EOS R3 + RF35mm F1.4 L VCM」で竿燈まつりを撮影したお話…。
今年の秋田市の竿燈まつりは「8月3日〜6日」まで行われ、土・日が挟まると同時に全日天候にも恵まれたため、かなりの人手となりました。
昨年は「LEICA Q3」で出かけましたが、今年は「EOS R3 + RF35mm F1.4 L VCM」のシステムで…。
すっきり、きっちりと描き出してくれました。
際立つ高感度の強さ 2400万画素の強みを遺憾なく発揮!
まずは画像を…。
EOS R3の最大の利点は、遠慮なくISO感度を上げられることです。
昨年のLEICA Q3のデータと比較すると、明らかに黒が締まっており、しかもノイズが殆ど感じられません。
また、R5とは異なってアンダー気味になった暗部の情報がしっかりと内包されており、シャドウ部を持ち上げることで隠れている情報が浮き上がってきます。
ハイライトには強いがシャドウ部は…とされていたこれまでのCanon機とは一線を画す画質だと感じました。
また、当然ではありますが、「RF35mm F1.4 L VCM」の明るさ、シャープさも非常に大きい!
夜祭りなのに、すっきり、クリアに写っているのが非常に不思議な感覚です。
画像最上部の女性が太鼓を叩いている画像をA3ノビにプリントアウトして見ましたが、解像度は全く問題なし! あまりに美しかったので驚いたくらいです。
2400万画素が、階調性の豊かさ、暗部の強さ、ノイズの少なさ等、メリットにしか働いていなかった今回の撮影となりました。
これに、先日紹介したように、いざというときの「Neural network Upscaling Tool」が加わるわけですので、どうやらCanonの「低画素機路線」に穴は無さそうです。