おすすめの本紹介
東野圭吾「マスカレード・ライフ」読了 東野圭吾さんの最新刊「スマカレード・ライフ」を読了しました。 マスカレードシリーズ第5弾として登場した本作の最大の関心事は、「刑事からホテルマンへと転職した新田の活躍ぶり」でした。 また、第3作「マスカレ…
夏川草介さん最新刊 「エピクロスの処方箋」が9月29日に発売! 垣根涼介さん、雫井脩介さんの最新刊の情報をお届けしました。 なんと、間髪も入れず、「夏川草介さん」の最新刊の情報も届いています。 夏川さんといえば、現役の医師でありながら、あの「神…
雫井脩介さん最新刊 「犯人に告ぐ4 暗幕の裂け目」が10月22日に発売! 先日は、垣根涼介さんの最新刊「蜻蛉の夏」が9月に発売される…という記事を書きました。7月末には「マスカレード・ライフ」も登場していることから、この夏から秋にかけてはお気に入り…
垣根涼介さん最新刊 「蜻蛉の夏」が9月19日に発売! 本ブログでは、大好きな作家さんのひとりである「垣根涼介さん」の作品を度々取り上げてきました。 ハードボイルと路線で定評を得ていた垣根さんですが、最近は時代物に取り憑かれているようです。 大泉…
有川ひろ「クロエとオオエ」レビュー 有川ひろさんの久々の新刊、「クロエとオオエ」を読了しました。 宝石商の御曹司「大江頼任」と彫金職人「黒江彩」のお仕事ラブコメ…ということで、往年の有川さんの作品群を読んだことがある世代にとっては正に「待望の…
東野圭吾最新刊「マスカレード・ライフ」が7月30日に発売! 2025年に入り、春先までは沖にいるの作家さんの新刊がなかなか登場しない…という時期が続きました。 しかし、先日ご紹介したとおり、有田ひろさんの「クロエとオオエ」、住野よるさんの「麦本三歩…
「麦本三歩の好きなもの 第三集」が6月11日発売! 先日、有川ひろの長編ラブコメ「クロエとオオエ」が6月11日に発売される…ということをお伝えしました。 有川さんの長編作は久しぶりですので、非常に楽しみにしているところです。 そして…。 この度、…
有川ひろの長編ラブコメ「クロエとオオエ」が6月11日に発売! 今年はここまで、いつも新刊が出たら必ず購入する…という作家さんの新刊本が少ない印象です。 まあ、以前は楽しみにしていた湊かなえさんの作品の行き詰まり感から触手が伸びなかったり…とい…
東野圭吾「架空犯」レビュー! 東野圭吾さんの最新刊「架空犯」を読了しました。 以前ご紹介していたとおり、以前の「白鳥とコウモリ」のシリーズ化となります。 主人公は警視庁捜査一課の「五代」。 この記事でも書きましたが、「白鳥とコウモリ」は、主人…
三秋縋「さくらのまち」読了 三秋縋さんの最新刊「さくらのまち」を読了しました。 前作「君の話」は、いわゆるラノベの枠を飛び越えた良作であり、大変満足のいくものでした。以下の記事の中に、これまでの三秋さんの作品の印象とともに記しておりますので…
住野よる最新刊「歪曲済アイラービュ」が12月16日に発売! 住野よるさんの最新刊、「歪曲済アイラービュ」が12月18日に発売になります! 前作「告白撃」から7ヶ月での新刊ですので、今回は割と短期間で新しい作品が出てくることになりそうです。 前作の「告…
東野圭吾最新刊「架空犯」、11月1日発売! 東野圭吾さんの最新刊、「架空犯」が11月1日に発売になります。 9月5日に予約が開始されており、私も速攻でポチっていたわけですが、ここまでブログで紹介しなかったのは、「いつまで経っても内容の紹介文が幻冬…
七月隆文「天使の跳躍」レビュー 七月隆文さんの最新刊、「天使の跳躍」を読了しました。 以前の作品紹介でも書きましたが、いかにも藤井七冠のブームに乗った新作。 そして奇しくも、その藤井さんが「叡王」から陥落した後に本作が発売され、(ネタバレです…
垣根涼介「武田の金、毛利の銀」レビュー 垣根涼介さんの最新刊、「武田の金、毛利の銀」を読了しました。 垣根さんといえば、前作「極楽征夷大将軍」で念願の直木賞を受賞しました。 ただ…。 この「極楽征夷大将軍」は私からすると相当な駄作で、垣根歴史小…
七月隆文「天使の跳躍」が描くのは棋士の世界 「七月隆文」という名前を聞いて私が思い出すのは、なんといっても「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」です。 やや現実離れしたタイムリープ恋愛モノですが、互いを思いやる心情の描き方、今この一瞬にかけ…
住野よる「告白撃」レビュー! 住野よるさんの最新刊、「告白撃」を読了しました。 住野さんにとっては、アラサーという大人の世代を初めて描く作品になる…という点で大注目でしたが、正直物足りなかった…というのが感想です。 単純な感想を言うと、 「これ…
垣根涼介最新刊「武田の金、毛利の銀」が7月24日に発売! 第169回直木賞を受賞した垣根涼介さん。 以前はハードボイルドものを主戦場としており、その乾いた文体と心情描写の巧みさからお気に入りの作家さんとなりました。 その後は「君たちに明日はない…
池井戸潤「俺たちの箱根駅伝」レビュー 池井戸潤さんの最新刊「俺たちの箱根駅伝」を読了しました。 「箱根駅伝」と真正面から向き合った大作となっています。 池井戸さんというと、「大山鳴動して最後はハッピーエンド」という水戸黄門的なストーリー展開が…
住野よる最新刊「告白撃」が5月22日に発売! ほぼ同時期に発売された「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」と「spring」のどちらを先に読もうか…と悩み、結局三上延さんの「ビブリア」から読むことに…。 3月はどうしても時間がとれず、…
三上延「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」レビュー 三上延さんの最新刊、「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」を読了しました。 読了後感じたのが、 「こんな隠し球を用意していたのか…」 ということ。 その隠し…
東野圭吾最新刊「クスノキの女神」が5月23日に発売! 東野圭吾さんが、「ファンタジー系」の作品として「クスノキの番人」を出版したのが、2022年3月17日。読了後に以下のようなレビューを書きました。 正直言って、東野さんのファンタジー系はあまりにも甘…
碧野圭さんの最新刊「レイアウトは期日までに」がめっちゃよかった件について! 碧野圭さんの最新刊「レイアウトは期日までに」を読了しました。 正直、それほど期待はしていなかったんです。 というのも、最近は「凜として弓を引く」のように、ややターゲッ…
三上延「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」が3月23日に発売! 来ました! 三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖IV ~扉子たちと継がれる道~」が3月23日に発売です! ビブリア古書堂シリーズは、第1シリーズが「栞子と大輔」の物語…
湊かなえ「人間標本」、雫井脩介「互換性の王子」 レビュー 年末年始にかけて、湊かなえ「人間標本」、雫井脩介「互換性の王子」を読みました。 「人間標本」は息も絶え絶えに何とか読了…。「互換性の王子」は正に一気読み…。 湊さん、一体何を表現したいの…
池井戸潤の新刊「俺たちの箱根駅伝 上下巻」が4月24日に発売! 今年も大いに盛り上がった箱根駅伝ですが、それをテーマにした池井戸潤さんの新刊が4月24日に発売されることになりました。 題して「俺たちの箱根駅伝」。 池井戸さん初の「上下巻」による単行…
夏川草介「スピノザの診察室」読了 夏川壮介さんの最新刊「スピノザの診察室」を読了しました。 現役の医師でもある夏川さんの代表作といえば「神様のカルテ」です。 こちらはシリーズ化されるとともに、「新章」へと突入していますね。そういえば、こちらの…
年末年始は期待の新刊が続々! 2023年は、コロナ禍後の社会が本格的に動き出し、出版業界のおいても自分のお気に入りの作家さんの新刊が続々と登場するのでは…と期待していましたが、前・中盤間では思いの外滞っている印象を拭えませでした。 ただ、後半に入…
湊かなえの1「人間標本」が12月13日に発売 7〜8年ほど前は1年に数作の作品を発表していた湊かなえさんですが、このところ新作の発表頻度は大きく落ち込んでいます。 新作でいうと2022年11月の「残照の頂 続・山女日記」、長編でいうと2021年5月の「カケラ…
10月の新刊「アンと幸福」「スピノザの診察室」 先日、東野圭吾さんの新刊「あなたが誰かを殺した」のレビューを投稿しました。 伏線のもたせ方に問題あり…と感じましたが、密度のある良作にはなっていると思います。 リンク また、記事にはしませんでしたが…
東野圭吾「あなたが誰かを殺した」レビュー 東野圭吾さんの最新刊、「あなたが誰かを殺した」を読了しました。 「加賀恭一郎」が登場する、いわば「加賀シリーズ」の一員ではありますが、新参者に代表されるような人間の生き様や住んでいる場所、そして時を…