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おすすめの本紹介

東野圭吾「クスノキの番人」レビュー〜家族の「念」の繋がりと,命の在り方・活かし方を考えさせられるファンタジー〜

「ヒューマニスティック」に振っている最近の東野作品 東野圭吾さんの最新刊,「クスノキの番人」を読了しました。 そして考えさせられたのが,最近の東野さんの作風に関してです。 個人的に,「東野作品の最高傑作の1つ」と感じた前作の「希望の糸」は,殺…

湊かなえ「カケラ」,5月14日に発売!〜美容整形をテーマに,人の幸せのありかを見つめる,心理ミステリ長編〜

「嫌気がさすえぐ味」「薄味」と来て,次は…? 最近の湊かなえさんの作風を見ていると,まるでジェットコースターのように感じます。 「未来」では,救いようのないくらいの「嫌気がさすえぐ味」を,そして最新巻「落日」では,ちょっと拍子抜けするほどの「…

東野圭吾「クスノキの番人」が3月17日に発売!〜『ナミヤ雑貨店の奇蹟』に続く感動作?〜→レビュー追記あり

「希望の糸」の次はファンタジー系? 東野圭吾さんの令和第一作目,「希望の糸」は,人間の生きる理由という非常に哲学的な内容に踏み込んだ意欲作であり,単純な推理ものを超えた「人の心に訴えかける」名作だと感じました。 東野さんの作品は,本格推理も…

有川ひろ「イマジン?」レビュー②〜有川流エンターテイメントも,若干の違和感あり〜 

良井良助の成長と甘々の予感… 前回は,有川ひろさんの最新刊「イマジン?」のレビュー第1弾をお届けしました。 今回は第3〜5章の概要をご紹介。 // リンク 第3章「美人女将,美人の湯にて」 ドラマ「美人女将,美人の湯にて〜刑事真藤真・湯けむり紀行シ…

有川ひろ「イマジン?」レビュー①〜若者にこそ読んでもらいたい「夢と信念と信頼」の物語〜

久々の「有川節」を堪能! 有川ひろさんの最新刊,「イマジン?」を読了しました。 以前にもお伝えしていましたが,「有川浩」から「有川ひろ」へと改名してから初の長編。しかも,久々の単行本ということで,正に「待ってました!」という感じでした。 読了…

有川ひろ「イマジン?」がようやくAmazonでも取り扱い開始!〜1/22の発売なのに…何でこんなに遅れたの?〜

何でこんなに遅れたの? 有川ひろさん(有川治から昨年改名)の久々のオリジナル単行本となる「イマジン?」が,1/22に発売になることは以前にもご紹介しました。 以前は「1/23発売」とされていましたが,何故か1日早まったようです。 実はこの「イ…

2019年「お薦めの小説」を振り返る…〜夏川草介さんに染まった1年でした〜

昨年1年間で心に響いた小説は? 2019年のどん詰まりにあたり,今年読んだ小説について振り返ってみよう…と思い立ちました。 その上で改めて気付いたのが,「偏っている」ということ。 読むジャンルも,基本的にいわゆる「小説」(この区分けもよく分からな…

有川ひろ「イマジン?」が1/22に発売!〜「お仕事」&「甘々」が大復活? 映像制作会社で奮闘する新人の物語〜 ☆レビュー追加

待ちました…! 有川ひろ最新刊「イマジン?」が2020年1/22に発売 読むと自然に物語の世界に引き込まれる文体ってありますね。自分があたかも文中の世界にいるかのような…。そして,登場人物と直接関わっているかのような…。 私にとってのそんな文章を書いて…

夏川草介最新刊「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」レビュー〜研修医と3年目看護師から勇気をもらえる秀作!〜

「神様のカルテ」の夏川草介さんの最新刊! 私が2019年に読んだ本の中で「この一冊」といえるお薦めを選ぶとすれば,迷わず夏川草介さんの「新章 神様のカルテ」を挙げます。 本庄病院から飛び出し,大学病院でもまれる「一止」と,その素晴らしき同僚,そし…

岡崎琢磨「珈琲店タレーランの事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛」レビュー〜ストーリーは及第点,しかし筆者の悪癖「強引さ」が目立つ…〜

3年ぶりのシリーズ最新刊! 待ちに待ったシリーズの第6弾。前作から3年もの間隔が空いてしまったのは残念でしたが,その分期待が膨らんでおりました。 このタレーランシリーズは,三上延さんの「ビブリア古書堂シリーズ」が話題になった後に発刊され,そ…

有川ひろ最新刊「倒れるときは前のめり ふたたび」途中レビュー〜2編の短編小説をお知らせしたくて…〜

改名の理由…えっ,それだけ? 有川ひろさんの最新刊「倒れるときは前のめり ふたたび」が到着しました。 以前に刊行されていた「倒れるときは前のめり」に続く第2弾のエッセイ集となっています。前の作品は読んでいないのですが,最近の余りの「有川不足」…

新垣結衣さん久々のビジュアルブックは「8,000円」!〜「NYLON JAPAN」での10年間をまとめた集大成〜

コアなファンでなくても欲しくなるガッキーの集大成 世の中には,どうしても気になる人,どうしても魅力的に感じてしまう人という存在がいるようで…。 ドラマ好きを自信している私も,大好きな俳優さんはたくさんいます。男性,女性関係なく,その人の演技が…

夏川草介最新刊「勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~」 11/28に発売!〜「神様のカルテ」にも通ずる,命の尊厳に向き合う若き医師と看護師の物語〜☆レビュー追記あり☆

夏川草介さんの新作が思いのほか早く… 2019年もいつの間にか終盤に入り,「自分にとっての今年の一冊は…?」などと考えるシーズンに差し掛かっています。 今年も数々のお気に入りに出会いましたが,個人的にいえばダントツで,夏川草介さんの「新章 神様のカ…

岡崎琢磨最新刊「珈琲店タレーランの事件簿6 コーヒーカップいっぱいの愛」が11/7に発売!〜よかった,まだ続くんだ! 美星とアオヤマの物語〜 ☆レビュー追記あり☆

待望の続編! 正直「完結したかも…」と思ってました やりました! あの「タレーランシリーズ」の続編が発売になります! 京都の珈琲店「タレーラン」のバリスタである切間美星と,常連客であるアオヤマを主人公とするこのシリーズ。 美星はたいへん勘が鋭く…

有川ひろ最新刊「 倒れるときは前のめり ふたたび」 10/31発売!〜「有川浩」から「有川ひろ」への改名って知ってました? 追加レビューあり+「イマジン?」レビューもどうぞ〜

有川浩さん,「有川ひろ」に改名… え〜っと,皆さん知ってましたか? 「図書館戦争シリーズ」「空飛ぶ広報室」等で知られる有川浩さんが,今年の2月に「有川ひろ」に改名していたということ…。 私,全く知りませんでした。 Amazonで新刊情報を覗いていると…

碧野圭さん最新刊「1939年のアロハシャツ」 11/20発売!〜ハワイを題材にした短編集〜

碧野さんの世界に染まりたい… 「書店ガールシリーズ」が完結してから間もなく丸一年になろうとしているのですね。 「書店」という舞台に関わった女性を描いたこのシリーズ。 最初は「理子」と「亜紀」のそれぞれの事情,ぶつかり合いを通した葛藤や成長を描…

湊かなえ「落日」レビュー〜前作「未来」とは真逆の「薄味イヤミス」 生きる理由をさがす2人の女性の物語〜

前作「未来」とは真逆に舵を切る 湊かなえさんの最新刊「落日」を読了しました。 前作「未来」があまりにもグロテスクであり,絶望的な書きぶりであったことから,「次のイヤミス」が非常に気になる…と以前から書かせていただいておりました。 結論からする…

湊かなえ「落日」 到着!〜煽りの言葉満載の帯からは,イヤミスの香り漂う…〜

湊かなえ「落日」 迫力の黒と赤 湊かなえさんの最新刊「落日」が到着しました。 タイトルの「落日」を象徴するかのような赤と,恐らく本作の主題となる過去の事件に関する登場人物の心の闇を描いているであろう「黒」。 そのコントラストが異様なまでに引き…

雫井修介「犯人に告ぐ3 紅の影」レビュー〜リップマン「淡野」の悲哀と警察上層部のしがらみを描く力作〜

「ネットテレビ」上でリップマンと警察の「事情」が交差する 雫井修介さんの「犯人に告ぐ」シリーズ第3弾,「紅の影」を読了しました。 シリーズ1作目がテレビのニュース番組を舞台に警察の巻島と「バッドマン」とのやり取りを描くという斬新なストーリー…

雫井修介「犯人に告ぐ3 紅の影」は正真正銘「犯人に告ぐ」だった模様!〜ネットテレビ上で「リップマン」との対決が始まる〜

本当の意味での「犯人に告ぐ」に立ち帰った! 雫井修介さんの「犯人に告ぐシリーズ」第3弾,「犯人に告ぐ3 紅の影」が発売され,本日到着しました。 まだ全く読んでいないのですが,「帯」を見てあまりにうれしくなり,記事を書いています。 どういうこと…

雫井脩介最新作 犯人に告ぐ3 紅の影 8/23発売〜大日本誘拐団事件のその後を描く…〜 ★9/3 レビュー追記★

「犯人に告ぐ」シリーズ3作目 雫井脩介さんの「犯人に告ぐ」は,「バッドマン」を名乗る犯人による連続幼児誘拐殺人事件に際し,警察側の巻島史彦が,ニュース番組に出演して「劇場型捜査」を行うというストーリーでした。 「劇場型捜査」というやり口が新…

湊かなえ最新刊「落日」 9/4発売〜一家殺害事件の真相を暴く? 「湊流イヤミス」原点回帰の香りが漂う!〜 ★レビュー追記あり 9/8★

湊かなえ最新刊「落日」が9/4発売! 湊かなえさんの前作,「ブロードキャスト」では,初の「青春小説」を手がけ,陸上と高校放送部での活動の中での葛藤を描きました。 その中でも,中学時代に陸上部のエースが代表に選ばれ無かったことが伏線となって…とい…

東野圭吾「希望の糸」レビュー〜東野ワールドの最高傑作誕生! 「人の根源」を血の通った3つのストーリーで紡ぐ〜

血なまぐささ漂う序盤にただならぬ予感… 「プロローグ」を数ページ読み進めて,ちょっとばかり足がすくむ思いがします…。「最近の東野作品にはなかった,血なまぐささのようなもの」 が漂うのです。 「生き死に」「絶望感」 もちろん推理ものベースの東野作…

東野圭吾「希望の糸」届いた!〜日曜日にはレビューをお届けします〜

令和初の東野作品が届きました! 「令和初の東野作品」として話題を呼んでいた「希望の糸」が届きました。 今週末は「東野ワールド」に浸りたいと思います。 「誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」 本作の紹介については以前にも記事にしています。 作品…

池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」レビュー〜ロケットも,巨悪もなしのあっさり目…深みには欠けるもラグビー精神を貫く人情話〜

「薄味の池井戸作品」→悪い意味ばかりではありません 池井戸潤さんの最新刊「ノーサイド・ゲーム」を読了しました。 次期TBS日曜劇場枠でのドラマ放映が決定し,今年のラグビーW杯とのからみも考えられることから,「近年の池井戸作品」宜しく,ご都合主義…

池井戸潤「ノーサイド・ゲーム」到着!〜ラグビーチームと左遷社員の再生を描く…〜

ついに来た「ノーサイド・ゲーム」! 以前からご紹介してきた池井戸潤さんの最新刊,「ノーサイド・ゲーム」が自宅に到着しました。 最近の「池井戸節」がプンプン漂うも… 帯には次のように書かれています。 落ち目のラグビーチームと,左遷させた元エリート…

池井戸潤新作「ノーサイド・ゲーム」,ついにAmazonに登録〜6/13・ダイヤモンド社から発売〜

「ノーサイド」,いよいよ予約できるように 7月期のTBS日曜劇場枠で,大泉洋さん主演によって放送されることが決定している「ノーサイド・ゲーム」。 その原作である,池井戸潤さんの書き下ろし「ノーサイド・ゲーム」が,ダイヤモンド社より6/13に発売…

東野圭吾・令和初の書き下ろし「希望の糸」が7/5に発売〜新キャラ登場?「若き刑事」が挑む長編ミステリー!〜 ★レビューの追記あり!★

令和初の書き下ろし!「希望の糸」が7/5に発売 令和になりまだ日が浅いですが,個人的に「単行本が出たら即購入」と決めている作家さんの新作は未だ出ていませんでした。 平成の終盤は,「新章 神様のカルテ」「麦本三歩の好きなもの」「同潤会代官山アパ…

池井戸潤最新作「ノーサイド・ゲーム」→6/13にダイヤモンド社から発売!〜TBSドラマ「ノーサイド」の原作〜

「TBS・ラグビーW杯・池井戸潤」の三つ巴談合策の発売日がついに決定 以前に本ブログで,7月期のTBS日曜劇場枠で,大泉洋さん主演の「ノーサイド」というドラマが放送されるということをご紹介しました。 「日曜劇場」という国内トップのドラマ枠,「大泉…

三上延「同潤会代官山アパートメント」レビュー〜世代を跨ぐ家族の「繋がり」の物語/湊かなえ「花の鎖」タッチの名作誕生〜

心染み込む優しさが詰まった,三上さんの最高傑作誕生! 一言で言うと…。「三上さんの最高傑作」だと思います。 三上延さんの最新刊「同潤会代官山アパートメント」を読了しました。 三上さんお得意のミステリー要素は皆無。 「家族愛」「大切な人を思う優し…