WH-1000XM6、JBL TOUR ONE M3よりもBowers & Wilkins「Px7 S3」の音質が優れている…というお話
以前、ソニー「WH-1000XM6」の発売を前に、Bowers & Wilkins「Px7 S3」を購入したことをお伝えしました。

個人的にはPx7 S3の音質に大満足ですし、想像上では、
「恐らくWH-1000XM6はPx7 S3の音質を超えられない…」
と考えています。
音場がそれほど広くないのに、ここまで満足できること自体が奇蹟だな…と正直思います。
ただ…。
実際にWH-1000XM6と比較したわけではないので、「確信」とまでは行かないわけで…。
そんな中…。
WH-1000XM6、JBL TOUR ONE M3、Px7 S3を比較した動画を発見しました。
そして…。
音質では「Px7 S3が抜けている」と評価されています。
やっぱり!
やはりPx7 S3の音質は相当いいらしい
毎日ガジェットのレビューを投稿されているワタナベさん。
オーディオ関連のレビューにも定評があります。
今回の動画のメインは、「ソニーWH-1000XM6 VS JBL TOUR ONE M3」の比較なのですが、音質の部門ではBowers & Wilkins「Px7 S3」を登場させ、点数化して比較しています。
その結果がこちら。

まずもって意外なのはソニーが満を持して登場させたはずの「WH-1000XM6」の音質が最下位だということ。
まあ、この部分に関しては、
「M5から多少改善されても物足りなさを感じることになるだろう」
という私の予想が当たった感があります。
そして…。
高評価の「BL TOUR ONE M3」の更に上を行くのがBowers & Wilkins「Px7 S3」なのです!
動画内のワタナベさんのコメントからは、正直Px7 S3の音質は他の2機種よりも相当上…と評価しているような感じを受けますね。
前述のPx7 S3に関する記事内でも書きましたが、Px7 S3の音質は、音の情報量が潤沢であり、開放的ではないものの一つ一つの音が明確に主張し、しかもそれらが混濁しない…という非情に不思議や音作りです。
通常であれば、音の情報量が多いと一つ一つの音が互いをかき消し合ったり、開放的でなければ閉塞感が強まったり…と、それぞれの機種の欠点が目立つ結果になるものです。
しかし、Px7 S3はそれがないのです。気になる部分はあるが、決してそれが致命的にならない…という不思議。これがBowers & Wilkinsがかけた魔法なのだと感じます。
勿論今回のワタナベさんの評価が絶対的なものだとは思っていませんが、それにしても「明確にPx7 S3の音質が上」という評価が出てきたこと自体が私にとっては意義があります。
また、先日ご紹介したように、AVIOT「WA-J1」が非情に気になっております。
果たしてPx7 S3超えなるのか?
ソニーだけに頼らずとも、ヘッドホンの世界は広がっていきます。