改良型CX-60、無事に6ヶ月点検を乗り切りました!
初代CX-60を購入し、数々のトラブルを乗り越えましたが、さすがに我慢の限界を超えたのが今年に入ってから…。
数え切れないほどのリコール・サービスキャンペーン・リプロ処理、足回りの部品交換等々、実によく頑張ったものだ…と、初代CX-60への対応について振り返ったときに感慨深いものさえあります。
そんな我慢の限界を超えたのが、「ハンドルカクカク」という命に関わるトラブル以降も、真冬の秋田での「i-ACTIVSENSE」「TCS」全消滅、点検直後のウインドウ巻き上げワイヤーの切断…。
そのたびごとの代車対応、ディーラーとの対応…。
何も悪くはないディーラーさんも頑張って対応してくれましたが、大元のMAZDAがダメダメな初代CX-60を出してしまったのがそもそもの諸悪の根源。今でも初代に乗ってらっしゃる方は、気が気でない状態が続いているのでしないでしょうか?
さすがに私は改良型が出ることを知った時点で乗り替えを検討し始めることに…。
エクストレイル等も検討しましたが、そもそもCX-60の走りやエンジン性能には非常に満足していたこともあって、「CX-60→CX-60」という、傍目から見ると変態的な乗り替えを経験することになりました。
これらのトラブルや乗り換えの事情に関しては、過去記事をご覧下さい。
https://www.oyazi.site/archive/category/CX-60
そして…。
先日、改良型CX-60の6ヶ月点検を無事に終えました。
センサー異状以外のトラブルなし
改良型CX-60に関しては、納車直後の「i-ACTIVSENSE」センサー異状についてはすでにお知らせしています。
結果としては、この2回目のセンサー基板交換以降は全く症状が出ておりませんので、単純に私の個体のセンサー基板以上だった…ということのようです。
担当さんの話でも、改良型CX-60、CX-80ともに、同様の症状は出ていないようだ…とのことでしたので。
それにしても、どんだけ引き当てるんだよ、オレ!
点検の結果は…。
全くのノントラブル、点検での異常なし…。点検終了後も安定の走行…。
はっきり言って、このどれもが当然至極の出来事なのですが、CX-60に乗ってからはこの当たり前が当たり前ではなかったもので、本当にほっとしているところです。
担当さんも、改良型CX-60、CX-80に関しては、初期型CX-60のようなトラブルが発生していない…と言っていましたので、とりあえずは状況が好転しているのでしょう。
ただ…。
それだけに、初期型CX-60は「プロトタイプだった」と揶揄されてもしょうないでしょう。
マツダは最低のことをしてしまった…という傷は絶対に消えません。
今回のことで、どれだけ企業イメージを自らで傷つけてしまったことでしょう。
今後、初期型CX-60を乗り続けている方々が、続々と「3年」の保証切れ…という現実に対することになります。
絶対に何かが起きるはず…。初期型に乗っていたものとして、そう考えさせられる恐ろしさを常に感じて乗っていましたので、これは言い過ぎではありません!
そして、おそらくはマツダはそのフォローに後ろ向きの姿勢を示すでしょう。その場しのぎの対応…。
『技術って、愛だ』
というのが現在のマツダCMのキャッチコピーですが、少なくとも初期型CX-60及びメーカー対応に関しては「愛」を感じたことは全くありません。(ディーラーさんの頑張りは受け取れましたが)
車造りの考え方は好きなだけに、改良型CX-60に乗りながら、非常に微妙な心持ち。どうせだったら、自分が今乗っているメーカーが「大好きだ!」と叫ばせて欲しいものです。