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上白石萌音 オリジナルフルアルバム「note」 8月26日リリース!〜そろそろ「萌音の色」を決める時期〜

役者としてはついにブレーク! さて,歌手としては?

 TBSのドラマ「恋は続くよどこまでも」で,役者としてついにブレークした感のある上白石萌音さん。このドラマでは,誰しもが萌音さんにもつであろう「緩やかで爽やかなイメージ」がそのまま受け入れられたようですね。素直な人間性がそのまま表に出ているというか…。

 しかしこの方,これまでの出演作品を観ると,実に「カメレオン的」な要素が満載で,どんな役柄にでも染まってしまう印象を受けます。演技派です。
 杉咲花さんと同様の演技力の高さを感じるのですが,上白石さんは杉咲さん以上に「懐が広い」というか,どんな役もこなしてしまいそうな感じがするのです。

 さて,そんな萌音さんですが,その絶対的な歌唱力を武器にして,歌手としても活躍していることは皆さんもご存知でしょう。
 映画「君の名は」の劇中歌「なんでもないや」も含めたカバーアルバム「chouchou」を聴いたときには衝撃を受けました。 

 その透明感のある歌声も見事でしたし,実直に歌う彼女の歌に対する姿勢がビシビシと伝わってきました。その後,オリジナルアルバム「and…」「i」を発表してから,様々なジャンルの歌をシングル配信してきました。

 そして…。
 8月26日に,オリジナルフルアルバム「note」が発売になります。

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明らかに歌手としての「分岐点」に差し掛かっている

 「note」に収められる楽曲としては,すでに発表されている以下の5曲の他,大橋トリオが提供した「Little Birds」,上白石さん本人が作詞したラブソング等の新曲5曲が収められているようです。

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 う〜ん,「オリジナルフルアルバム」と銘打っている割に,新曲が半数のみとはややさみしい。今はこのような売り方が多いのは分かりますが…。

 さて,「シンガー 上白石萌音」としての現在の立ち位置は,明らかに「分岐点」に差し掛かっていると,私は考えます。
 あくまでも歌のうまい若手女優として懸命に歌った「chouchou」。若々しさを前面に出し,Popな曲を集めた「and…」。大人っぽい曲にも挑戦した「i」。ここまでは順当に歩んだような気がするのです。しかし,その後は迷走しているような印象を受けます。

 「一縷」は,映画楽園の主題歌。
 まあ,映画のテーマ性が重かったのでしょうがないのですが,曲(特に歌詞)が小難しいものに変わりました。哲学的とでもいいましょうか…。歌唱力があるので,制作側は難しめの曲を与えたがるのでしょうし,萌音さんもそこそこのレベルでこなしてしまっていますが,私の心にはあまり響いてきませんでした。ただ単に「うまく歌う」のであれば,何も萌音さんでなくてもいいのです。我々が期待しているのは,萌音さんがその内容をしっかりと解釈し,無理なく歌っているからこそ聴く側に伝わる「波動」のようなものです。女優さんならではの「解釈力」と言えるかもしれません。

 「From The Seeds」 も,無理があるように感じました。
 萌音さんには,あそこまでハードな曲は合わないと思います。「挑戦」の意味合いはわかりますが,それが失敗してしまうと「迷走」と捉えられてしまう危険性をはらんでいます。彼女の声質,歌い方を活かすには,やはりしっとり系が基本線なのではないでしょうか?

 「夜明けをくちずさめたら」はその「しっとり系」ではありますが,これもどうも「萌音さんの本音」としては聴こえてこない歌だと感じました。NHK「みんなの歌」の曲として,「多様性を認めう」というテーマ性のある曲ということはわかります。しかし,もっと「今の等身大の上白石萌音」を感じたいのです。

 

新曲の5曲に期待!

 総じて,「歌わされている」感が目立つことが,聴き手に届かない原因だと考えます。
 制作側も,上白石さん本人も,歌を通してどのようなことを伝えたいのか,また,どのような曲を歌うことが彼女の「よさ」を伝えることにつながるのかということを考えていく必要があると思います。

 さて,すでに発表されている曲の他に,「5曲」が新曲だということ。
 この新曲に期待ですね。特に萌音さん自身が作詞したという曲が楽しみです。その歌詞,そして曲で,彼女がどのような歌を歌っていきたいと考えているかが見えてくるでしょうから。
 変に背伸びせず,今の素直な感情を,その美しい声に乗せて歌うことが一番…ということに気づいてほしいものです。

 先日,「永遠はきらい」のMVが公開されました。この曲はいいですね。上白石さんの多様な表情も魅力的なMVに仕上がっています。