M4 Pro搭載「Mac mini」は、冷却性能も凄いらしい!
M4 Pro搭載「Mac mini」の評判がうなぎ登りです。
M3 Proの性能アップが殆どなかったことの反動か、今回のメインチップは「Pro」と言えるほどの性能ぶりのようですね。
その実質的な性能ぶりを紹介してくれてるのが「Appleが大好きなんだよ」さんのM4 Pro搭載「Mac mini」による動画レンダリング・書き出しの実証動画です。
驚きなのが、動画の「レンダリング」が、特にその内容が複雑になればなるほど爆速になっていることです。「M3 Max」搭載のMacBook Proと比較すると、M3 Maxが「9分32秒」だったのに対し、M4 Proが「5分45秒」で終わった…とのこと。
「書き出し」に関してはM3 Max搭載機の方が速かったようですが、「レンダリング」「書き出し」両面で考えると、機種代金が1/2になっているM4 Pro搭載Mac miniとM3 Max搭載MacBook Proが闘える…ということになるのです。

いや〜、凄いことになっていますね。
今回のMac miniは今後も安定して売れ続けるかもしれません。
さて、性能が高いM4 Pro搭載Mac miniですが、そうなると気になるのが「冷却性能」。
高いパフォーマンスを安定して長時間継続して供給できるのか?…ということが非常に大切なデスクトップ機ですので、非常に重要な視点です。
Appleが大好きだよさんがこれについても検証してくれています。凄いことになっているようです。
これはヘビーユーザーも気になるのでは?
その紹介動画がこちら。
M1搭載のMac Studioを利用している身としては、Mac Studioの冷却性能のえげつなさを実感しています。
まずもって、かなりハードな作業を続けても、「ファンの音がうるさくなる」という経験をしたことがありません。
最もGPUを使うのが「ゲーム」となるのですが、GPUをほぼ100%使用している状態でも、ファンの回転する音が殆ど聞こえませんし、ファンの回転数が限界まで上がっている状態も見たことがありません。
動画の書き出しを行ったり、ゲームをしていたりすると、本体はある程度熱くはなるのでが、上記のように「限界」にまではほど遠い…という超安定した動作です。
しかし、新型Mac miniになると、筐体自体が極小となります。
そうなると当然、
「冷却ファンも超小型にせざるを得ない」
ということになるわけで、果たして冷却性能が追いつくのか?…ということが心配になるのです。
MacBook系における「サーマルスロットル現象」はよく聞く話。
できればデスクップであるMac miniではそれは避けたいのですが…。
と心配しながら先の動画を観ると、そんな心配は全くの杞憂であることが分かりました。
Mac Studioとは違い、動画の書き出し等を行うとファンが結構な音を立てて回転するようです。しかし、肝心のパフォーマンスの低下が全く見られないという結果に…。

つまり、
「ファンはある程度回転し、筐体が小型であるために静音性はやや劣るものの、重い作業を継続して行っても、パフォーマンスの低下は全く認められない」
ということになるようです。
これは…。
正にMac Studioを置き換える機種と捉えるユーザーも多いかもしれません。