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M3 Max搭載MacBook Proの「低電力モード」がすごいらしい〜省電力なのに「M2 Max」以上の性能?〜

M3 Max搭載MacBook Proの「低電力モード」がすごいらしい

 M3 Pro/Max搭載MacBook Pro登場後、性能向上については、「Pro」に不安の声が挙がる反面、「Max」に関してはかなりの高評価の声が寄せられている印象です。

 「M3 Max」は、「M1 Ultra」を超えて「M2 Ultra」をライバル視できる範疇にまで来ているという点で驚きを感じますね。

 

 ただ、YouTubeの動画を見ると、動画編集・書き出し等の面では、
「M2 MaxとM3 Maxの差が見いだせない」
という結果となっているケースが目立ちます。(特にFinal Cut Pro Xでの報告では目立ってるような印象です。Final Cut Pro Xは、今月中の書き出し即度アップを伴うバージョンアップが予告されていますので、期待しましょう)

 つまり、これまでのMacにおける一般的な用途において考えると、GPUを多用するケースでも「チップ性能を生かすことのできる天井」が来ている…と言えるのかもしれません。

 今後「M3 Ultra」がくるのでしょうが、こうなるとその性能をどこで生かすのか?…という問題が生じそうですね。

 

 そのカギはゲーム?

 まあ、DaVinci ResolveのようにGPU性能の向上を素直に反映するアプリや、Capture Oneのように画像編集にもGPUをふんだんに使用するアプリもありますので、M3 Ultraの生かしようがあるような気もしますが…。

 

 さて、このようにある意味「行き着いた」と思わせるような「M3 Max」の性能ですが、MacBook Proにおける低電力モードを使用すると、バッテリーもちと性能をバランスよく使用できる…ということです。

 常に「低電力モード」でいいんじゃないの?…と思わせるような結果になっています。

 

省電力なのに「M2 Max」以上の性能?

 この動画では、動画の編集・レンダリング・書き出し等の重い作業をこなす中で、M3 Max搭載MacBook Proのバッテリー消費の様子を検証しています。

 

 MacBook Pro、通常の状態では、バッテリーを「自動モード」で駆動するようです。

 当然ながら、バッテリーに余裕がある段階では「高性能コア」を優先で使用し、バッテリーがぐんぐん減っていくことになります。省電力性をウリにするMacBookシリーズですが、高性能チップである「M3 Max」ですので、動画編集や書き出し作業を行うと、かなりの勢いで減っていくようですね。

 

 しかし…。
 これを手動で「低電力モード」に切り替えると、高効率コア中心の運用に切り替わり、大幅に駆動時間が延びるのに動画の書き出し時間はほとんど変わらない…という驚異的な結果になっています。

 

 これ、相当大きな差ですよね。
 同じ作業をして「64%」の差って…。

 まあ、これでMacのレスポンスに大きな差があれば「当然」と考えることができるのでしょうが、動画の書き出し時間が、

○自動モード→9分32秒
○低電力モード→9分54秒
○M2 Max→10分05秒

となるのだそうで…。

 

 なんと、低電力モードにしたところで、「22秒」しか違わないという衝撃の結果です。
 そして、M2 Maxの通常モードよりも、M3 Maxの低電力モードの方が早く書き出しが終了した…と。

 

 これ、特に外に持ち出してバッテリー駆動される場合には、「低電力モード一択」と考えていいのかもしれません。

 このパワーをこの駆動時間で…となると、やはりMacBookの天下となり、WindowsPCが立ち向かえる範疇では無くなってしまいますね。

 

 「バッテリー駆動での長時間ヘビーユース」を想定するなら、M3 Max搭載MacBook Pro一択と言えるでしょう。

 こう考えると…。
 やはりMacって、チップパワー、省電力性、用途、使用環境等、総合的に見ていかなければならない機種だということがよくわかりますね。

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