iPhoneSE4の予想価格が更に低下…
最近、「iPhoneSE4」に関するかなり具体的な情報が出回るようになり、話が盛り上がっています。
その中でも「価格」に関することは非常に興味深いことのひとつですね。
なんといっても、最近のiPhoneは高額化の波が止まらす、しかも日本では円安の影響が非常に大きくなってしまっている状況…。このままでは異様にまで高い日本でのiPhone支持率をキープすることが難しくなるのでは…とさえ感じていまいます。
だからこそ、廉価版(とはいえ他社にすると立派なミドルクラス上位の価格にはなるでしょうが)としてのSE4の値付けは非常に常用な意味をもちます。
そんな中、iPhoneSE4の価格予想としては、「600ドル/10万円近く」という話題から始まり、「83,800円説」も登場しました。
そしてこの度…。
「81,800円」と、更に低価格の予想が来ています。
OLEDの卸価格低下が原因か?
記事によると、
中国の有機EL(OLED)ディスプレイサプライヤーの製造数増加に伴い、OLEDディスプレイの市場価格が低下しており、2025年前半発売と噂されるiPhone SE(第4世代)の量産開始までに更に卸価格が下がれば、販売価格が税込81,800円〜税込82,800円になることも期待できる
ということです。
詳しく見ると、これまでAppleがOLEDの卸価格として「25ドル」を求めていたのに対し、現在は「20ドル」程度での綱引きが行われている…ということですね。
つまり、iPhoneSE4用OLEDの委託を勝ち取るために、各ディスプレイ製造メーカーが必死になってコストダウンの提示をAppleに対して行っている…ということなのでしょう。
Appleとの契約は各企業にとって非常に魅力的。薄利多売を覚悟してでもAppleとの契約が欲しい…ということになりますね。
記事では、「今後、10ドル台での攻防となる…」としており、OLEDの卸価格がSE4の価格設定に大きく影響することになりそうです。
もちろん消費者側は少しでも安いに越したことはありませんが、サプライヤー側は大変です。巨大企業Appleの圧力って想像以上ですね。