LG UltraFine 5K Display 使ってみて気付いたことをこまごまと…その3
MacBook Pro(Late 2016)をクラムシェルモードで使用するにあたり「必須」とも言えるほど快適なLG UltraFine 5K Displayのご紹介。
今回は,実際に使用してみて気付いたことをご紹介…その3
「TouchBar無しモデル」とLG UltraFine 5K Displayの組み合わせの可能性
今私は,MacBook Pro(Late 2016)の「TouchBarモデル」を使用しています。
快適ですし,満足しています。それに,LG UltraFine 5K Displayが加わったのですから,この快感は言葉では表せないほど。
是非たくさんの方に体感していただきたく,このブログも書かせていただいております。Windows使いの方,こっちへいらっしゃい!
さて,以前に,「TouchBarありモデルと無しモデルとの間には,越えられない壁がある」という私の意見を掲載させていただきました。
このときに私の頭の中にあったTouchBar搭載モデルのメリットとしては,
①CPUスピード
②メモリースピード
③TouchBarの先進性 そして,最も重視したのが,
④USB-Cポートの数 です。
①と②については,「実感できるほどのの明確な差は無い」というのが実態のようです。また,③については,
「無ければ無くいいい」
という程度のものです。あっ,あくまでも今の時点での私見では…ですが。以前にも書きましたが,Bar無しでも快適にトラックパッドで操作できるのがMacの良さであるわけで…Barを使いたくなる画期的な何かが割り付けられなければ,TouchBarの存在意義そのものが薄れかねないと考えています。
しかし,④については,MacBook Proをデスクトップ的に使いたかった私としては,絶対譲れないポイントでした。
ところが…ところがです。LG UltraFine 5K Displayを購入することによって,その「絶対」の根拠が揺らぎ始めました。
LG UltraFine 5K Displayの裏面ポートとMacBook Pro(Late 2016)との親和性
LG UltraFine 5K Displayについては,これまでもレビューさせていただいてきました。その中で「TouchBar無しモデル」を再評価すべき視点が浮かび上がってきました。
それは,
①LG UltraFine 5K Displayの裏面ポート
②MacBook Pro(Late 2016)との親和性
です。
LG UltraFine 5K Displayには,MacBook Pro(Late 2016)と各種データをやりとりしたり,給電したりするためのサンダーボルト3のポートの他に,USB-Cポートが3基搭載されています。また,それらが,シームレスに,高速にMacBook Pro(Late 2016)と接続されます。
これまで,TouchBar無しモデルでは,電源に本体のUSB-Cポートをとられると,自由に使えるポートが一つだけになってしまっていました。しかし,LG UltraFine 5K Displayを導入することで,このポート数の不安が一気に解決されるのです。
CPUやメモリーのごくわずかな性能差に目をつぶり,TouchBarの先進性を味わう楽しみを捨てることができれば,TouchBar無しモデルは非常に魅力的です。安価で,バッテリーもBar無しモデルが優秀のようですし…
もし私が,最初からLG UltraFine 5K Displayの購入を予定しており,TouchBarはさほど重要でないこと,性能差は殆ど無いことを知っていたなら,積極的にBar無しモデルを購入したかもしれません。
Mac購入の「そもそも」を変えるだけの力が,LG UltraFine 5K Displayにはあるのだと考えます。