WWDC2017で発表された新機種の実力はいかに?
てんこ盛りで「おなかいっぱい」という贅沢な状況を作り出していくれた「WWDC2017」。
早くも,発表された新機種のベンチマークが記事になっていますね。さてさて,どんなもんでしょうか?
新型iMac
まずは新型iMac。Corei7,27inchで比較すると…
2年という時代の流れの分,それなりの性能アップが期待できるようですね。でもまあ,Thunderbolt3への対応やディスプレイのグレードアップなどの若干の周辺性能のアップが中心のアップデートですので,若干物足りない気も…周期的な買い換え層へのアピールにはなるでしょう。
お楽しみに「iMacPro」に持ち越しでしょうか?まあ,こちらは特殊層にしか売れないとは思いますが…
新型MacBook Pro
次はMacBook Pro(2017)。MacBook Pro(Late 2016)持ちの私としては,変更が早すぎる気も…しかし,CPUの据え変えとそれに伴うGPU性能のアップ程度の変更ですので…(と,自分自身を慰めてみる)
まあ,順当なアップでしょうか。
個人的には,KabyLakeに変わることでの「バッテリーもち」の変化に興味があります。
新型MacBook
MacBookは,注目を集める変更になりましたね。性能アップに加え,第2世代のバタフライキーボードが採用されました。これまでいわれていた「もたつき」が改善されたのであれば,相当魅力的な機種になるはずです。
それだけ「第2世代バタフライキーボード」は魔法の入力装置となっています。
比較はCorei5,Corem5のもの。
これだけ数値が違うと,使い勝手も変わってきそうですね。
新型iPadPro(10.5inch)
続いて大注目の10.5インチPadPro。
個人的には,全体のサイズが旧9.7インチに収まらずに大型化してしまったのが残念でしたがその性能は?
げげ,相当な性能アップですね。
iPhone7に搭載されているFusion10の総合スコアは「180000」のようですので,それと比べても1.3倍ほどの性能アップとなります。
ここまで差が開くと,9.7インチから10.5インチへの移行もやむなしか?
…ジョブズ存命だったら,このインチアップという決断は行われたんでしょうかね?私は「NO」だと考えているのですが。
しれっと行われた「価格アップ」
と,ここまで新機種の性能について紹介してきましたが,私としてはそれ以上に気になっていることがあります。
しれっと行われた「価格アップ」です。
それぞれ性能アップが施された訳ですが,かなりの価格アップが行われています。例えば,私が購入したMacBook Pro(Late 2016)。
昨年購入した際は,メモリを16GBに増設したカスタマイズモデルで総額「186,900円+税」でした(個人的に適応される割引を効かせています)。しかし,2017モデルでは同条件で「207,600円+税」となっています。
その差額の2万数千円は大きい!「為替の差」といわれていますが,現状そこまで大きな変動は見られていないと思うのですが…
これだけ価格が上がってしまうと,ますます「TouchBar無しモデル」の株が上がってしまいます。今私が買うとしたら,迷わず「TouchBar無しモデル」です。ただし,USB-Cポート数の心配がありますので,私が今使用している「LG UltraFine 5K Display」を使用するという条件付きですが…。