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Canon「APS-C RFマウント」機が発表間近?〜その名も「EOS R7」〜

Canon「RF APS-Cマウント」が発表間近?

 その昔、私が「デジタル一眼レフ」を初めて購入したのは「Nikon D100」でした。

 当時はコンシューマ向け「フルサイズセンサー機」は存在せず、センサーサイズは「APS-C」となっていました。

 私が初めて「フルサイズセンサー機」を購入したのは「Canon EOS 5D」です。
 当時はセンサーの性能はCanonの方が高いと評されていた時代(特に高ISO)。そんなCanonが投入した初フルサイズセンサー機の写りに関する評判がすこぶる高く、それまでNikon党だった私がCanonにシステム変更するきっかけになった機種でもあります。

 「APS-C」と「フルサイズ」のセンサーを比較すると、当時は絶対的な画質差を感じました。
 写真のリアリティーや空気感が違うのです。
 フルサイズ機の画像を見てからAPS-C機の画像を見ると、「ニセモノ感」が漂うというか…。
 立体感もそうですし、色合いもそう…。

 特に望遠側を必要としない私は、それ以降フルサイズ機しか所有していません。

 そして世はRFシステム時代。
 Canonのシステム変更もかなり進みましたが、RFマウントのAPS-C機に関しては、
「登場しないのではないか…?」
という見方がこれまでは主流でした。

 しかし、最近は「EOS R7」として再登場…という声を聴きます。

 

連写30コマ/秒の爆速機?

 記事によると、

初のAPS-Cセンサーを搭載したRFマウントカメラであるEOS R7のいくつかのスペックがついに確認された。このカメラの登場で、おそらく最終的にEOS Mシステムは追い出されることになるだろう

ということです。

 名称は「EOS R7」
 「7D」の系譜…ということでしょう。

 以下のようなスペックが紹介されています。

 さて、これをどう捉えるか…。

 「3250万画素」はR3以上R5未満。
 完全に戦略的な画素数ですね。

 そして、やはり「売り」は連射でしょう。
 R6の連写性能は、メカシャッター「12コマ」、電子シャッター「20コマ」ということで、画素数は多いながらもR6よりも連写が効くAPS-Cらしいスペックとなっています。

 どうでしょう?
 売れるでしょうか?

 

価格次第だが苦しいか?

 個人的には「価格次第…」という面が大きいかとは思いますが、一眼レフ機時代のようには売れないのでは…と考えます。

 まずもってこのスペックを搭載するとなると、安価に収めるのは相当に苦しいかと…。
 これがR6の「30万円」に近づくようなことがあれば、大概のひとはR6を選択するのでは?

 また、一眼レフ機時代にAPS-C機を支えていた初心者・ファミリー層狙いの機種とは位置づけが異なるわけで、この「カメラが売れない時代」にわざわざ高級機を購入しよう…と考えるユーザーはやはりフルサイズ機に触手を伸ばすでしょう。

 また、30万円近いAPS-C機を購入する余裕があるユーザーであれば、画素数を求めて「45万円」のR5を狙うことになるかもしれません。

 ましてやCanonには「EOS RP」という超安価なフルサイズ機も存在します。
 動きものを狙わないのであれば写りは一級品ですので、こちらも有力候補になり得るかと…。

 「×1.6」という焦点距離で倍率を稼ぎたいというようなしっかりとした目的をもった人は購入するのでしょうが、APS-C用のRFレンズが登場するのか?…など、今後のAPS-Cに関しては心配事の種が多いような気もします。

 果たしてこの「EOS R7」がどのような市場に受け止められるのか…。
 動向をしっかりと見極めたいものです。

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