iPhone15用純正レザーケースはファブリックの新素材に切り替え？
以前、
「iPhone15シリーズ用のApple純正レザーケースが無くなるかも…」
という記事をご紹介しました。
また、この記事では「Proにはレザーが残る…」とも撮れるような書きぶりだったため、高級志向であるProシリーズにはレザーケースを残してくるのでは？…と個人的には考えておりました。
しかし…。
どうやら15シリーズ全てにレザー素材が無くなりそうな予感です。
「ファブリック素材」って…。色々心配です。
耐久性、質感に大いなる疑問
記事によると、
Majin Bu氏（@MajinBuOfficial）が、iPhone15シリーズ向け純正レザーケース後継品と称するものの画像が投稿した。この画像に写るケースは、シリコーンケースの表面に、シート状のマイクロファイバーを貼り付けたような構造をしており、iPhone14シリーズ向け純正レザーケースとは全く異なる外観となっている
ということです。
以下のような非常に見やすい画像も添付されております。
この画像からは非常に多くのことが読み取れます。
まずもって、レンズユニットの形状やその大きさから、このケースが無印ではなく「Pro用」だということが分かります。
つまり、これまでの「Proにはレザーケースが残されるのでは？」という希望的観測を打ち砕くものになっているのです。
肝心なのはレザーケースとの違いです。
上の画像を見ると、これまでのレザーケース内部に敷き詰められていた「ファブリック素材」がそのまま周囲を覆っているように見えます。
記事でも、
「シリコーンケースの表面に、シート状のマイクロファイバーを貼り付けたような構造」
というかきかしておりますので、これまでのレザーケースのような硬質な造りではなく、全体が柔らかくなっており、表面はふわっとした感触になっているのではないでしょうか？
この素材…。
個人的には非常に心配です。
まずは耐久性。
レザーケースであれば、ケアしていくことで多少のひっかき傷も革自体が自然に吸収してくれるような部分があるのですが、ファブリックではそれは期待できないでしょう。
また、落下させたりするとエッジの部分が痛んだりはするものの、ケース全体への損傷にはなりづらいのが革製品の強さです。
しかし、ファブリックでは大きな痛みが他の部分へも波及してしまうような弱さをイメージしています。
また、レザーであれば革がなじんで色合いが変化していくエイジングを楽しむことができますが、ファブリックでは「エイジング＝ぼろくなる」ということになるでしょう。
更に…。
質感に関しても「革」には到底及ばないでしょう。「シリコン素材ベース」という基本構造も、革製のどっしりとした硬質な感じとは異なるのではないでしょうか？
購入後すぐに傷んだ…。
そんな声が多数上がらなければいいのですが…。
個人的には、まず購入はすることになるとは思いますが、実際の質感によってはすぐさまサードパーティー製のレザーケースを追加購入することになるかもしれません。
